過去ログ入り口へ

一括表示

投稿時間:2002/01/28(Mon) 16:32
投稿者名:きよ
Eメール:kyamazak@ix.netcom.com
URL :
タイトル:
テュールの実家の鍋
北欧神話テュールの実家に鍋取りに行く話ありますよね。読ましてもらいました。宴会用の鍋といったら具入れて大勢でつっつくのアレかと思いきや、酒を仕込むためとは〜。しかも宴のさなかに杜氏さん呼んで、ずいぶん気の長いおはなしで…って間に合いっこないやんけ。

でも、もしかするとこれは蒸留酒をつくるための鍋(というか釜)なのかもしれません。蜜酒から蒸留酒がつくられたのは以外に早く500年頃ブリテンといいますから。(ちなみにアイルランドでウイスキーの原形がつくられたのは1100年とか)。

そもそも「詩の蜜酒」=蒸留酒なのではないのかと思います。(オーディンが払った代償は目ン玉一個だからどんなシングルモルトやXOより高いけど)たった一杯でも「悟りをひらけた気分」になれますからね。

投稿時間:2002/01/28(Mon) 23:32
投稿者名:岡沢 秋
Eメール:moon-over@mtf.biglobe.ne.jp
URL :
タイトル:
ああっ、早速ありがとうございます
 おひさしぶりです、きよさん〜。
 某アーサー王サイトでもお見かけして、ちょっとビックリしたりとか。ネット世界って同じジャンルで固まってるから(笑)

> 宴会用の鍋といったら具入れて大勢でつっつくのアレかと思いきや、酒を仕込むためとは〜。

 ああ…きっとさの酒の大半は大酒のみのトール氏のぶんですよ。
 なんせ酒とカン違いして海を飲み干したせいで干潮を起こすくらいの人なので…。

> でも、もしかするとこれは蒸留酒をつくるための鍋(というか釜)なのかもしれません。蜜酒から蒸留酒がつくられたのは以外に早く500年頃ブリテンといいますから。(ちなみにアイルランドでウイスキーの原形がつくられたのは1100年とか)。

 ほうほう。
 そもそも私、蜜酒ってなんなのか分かってません。甘いんでしょうか。エールとは違うんでしょうか。
 エジプトの酒はぶどう酒とビールなので発酵酒なんですよ。絞って寝かす。フツウに発酵させればいいのに、なぜか北欧じゃあ「ビールの呪文」なんてものが幾つかるあるんですよね…
 何か特別な生成法でもあったのかと思ってみたり。

 蒸留酒ですか。うーん。どう違うんでしょう。
 モルト…
 XO…。
 買って酒盛りしてみるか…。(体張って検証?)


 ついでに。
 ログが消えちゃったので、写せなかったんですが、だいぶ前に教えていただいた「ラウリンとバラの園」のドイツ語つづり…もう一回おしえてくださいませんか…。(泣)

投稿時間:2002/01/29(Tue) 23:57
投稿者名:岡沢 秋
Eメール:moon-over@mtf.biglobe.ne.jp
URL :
タイトル:
っていうか、
 今気がついた。
 エーギルは「麦酒の鋳造者」という肩書きを持っていて、海神は麦や農耕と関係が深いものなので、そのおなべで作られていたのはやっぱビールオンリーなのでは…。
 蒸留酒って、麦入ってます? そこから知らないんですけど…

投稿時間:2002/02/04(Mon) 02:19
投稿者名:きよ
Eメール:kyamazak@ix.netcom.com
URL :
タイトル:
蜜酒
蜜酒は英語で mead ですが、どこぞかでビンで入手可能だとは思います。味のほうはどんなものなのか。
ハチミツはかなり昔から養蜂してたんでしょうかね。もともとはクマとおんなじで刺されるのを省みず自然の巣から採取していたのか。(クマが巣をこわすまでは傍観して、それからクマを殺してミツは横取りとか)。

大釜というのはケルト文化(銀板にケルトの神とみられる浮彫りのあるグンデストルップの出土品は有名)にもありますね。ウェールズの「Preiddu Annwn(異界からの略奪品)」という古い詩はアーサーも登場しますが、やはり「海の中の島」からその宝の「釜」をもちかえろうとします。
アイルランド神話の「ダグダの釜」は、死者をよみがえらせる効力があり、と。これは薬草とか入れたゴエモン風呂じゃないんでしょうかね。(瀕死の人も生き返ったような心地になりますから。別の伝承にはダグダの釜は無尽蔵に食物の出る「豊穣の角」ごとき鍋ともいわれます。
豊穣の女神ケリドウェン(Ceriwen)は、長男のために釜で一年間ににつめた叡智のエキスを次男に舐められてしまいます。

投稿時間:2002/02/04(Mon) 22:21
投稿者名:岡沢 秋
Eメール:moon-over@mtf.biglobe.ne.jp
URL :
タイトル:
Re: 蜜酒
1.ニコニコと大釜でお粥を作るダグダ神
2.お粥を大釜ごと独り占めにするダグダ神
3.フォモール族にお粥を御馳走されて足止め中のダグダ神

 上記のうち、本物のダグダはどれか。
 …いや、ちょっと友人宅で盛り上がっていたバカな話ですけど(笑

 ダグダとトールとどっちが大食らいか選手権。
わんこそばを盛るのは女装でノリノリのロキ、判定はイヤイヤながらのマナナーン・マクリール。応援はヴァルキューレとティル・ナ・ノグのみなさん。
 ロキはきっとノリノリでやっていることだろう…。

> 大釜というのはケルト文化(銀板にケルトの神とみられる浮彫りのあるグンデストルップの出土品は有名)にもありますね。

 だいたい釜だの鍋だのくらい自分で作れよ! と、思うのですが、どうも北欧やケルトの神話って、人からもらってくるパターンが多い気がします。
 鍛治屋もいるのに。

 釜・鍋が豊穣のシンボルだという話は北欧にもあるんですが、北欧神話の場合、鍋はチュールさんの実家にあったものなので、持っているエーギルが単純に豊穣神だという話にはならないのだとか。

 ケルト神話のほうは…うーん、よくわかってないです。アーサー王伝説もドイツ版しか知らないもので。

投稿時間:2002/02/05(Tue) 22:05
投稿者名:STILL
Eメール:nao70@ehm.enjoy.ne.jp
URL :
タイトル:
4,そのうちお粥のしみた・・・
・・・土まで食いだすダグダ神。お粥か土か食い物か、なんてね。
横レス失礼します。
詩の蜜酒ってオーディンがいったん飲んで吐き出したって事は
彼の唾液が混ざってるわけですよね?としたら蒸留酒よりも、
ゴハンを噛んで唾液を混ぜ発酵させたような、原始的な醸造酒を
連想するんですが・・・。巨人族のもとにあった酒を神の飲料として
かもしなおした、みたいな感じだと思うんですが。
麦から出来た蒸留酒といえば、ウィスキーがそうですね。ゲール語で
命の水を意味するウイスゲが語源らしいです。

投稿時間:2002/02/06(Wed) 06:31
投稿者名:岡沢 秋
Eメール:moon-over@mtf.biglobe.ne.jp
URL :
タイトル:
酒を知らない岡沢。
 「エギルの鍋がチュールさんの実家のものなので云々」の話は、STILLさんちのサイトで得た知識だったり…。(笑)

> 詩の蜜酒ってオーディンがいったん飲んで吐き出したって事は
> 彼の唾液が混ざってるわけですよね?としたら蒸留酒よりも、
> ゴハンを噛んで唾液を混ぜ発酵させたような、原始的な醸造酒を
> 連想するんですが・・・。

 おぉ。なるほど。
 っていうか私、ウィスキーが麦から出来てることすら知らなかったんですが。ゲール語が元ですか。なるほど…。
 命の水か。カッコイイですね。雪山で遭難しかかったときに使うからでしょうか。

投稿時間:2002/02/10(Sun) 10:27
投稿者名:きよ
Eメール:kyamazak@ix.netcom.com
URL :
タイトル:
Re: 命の水
アイルランドで麦から出来た蒸留酒がつくられたのは、1100年頃かそれ以前だとしても、Usquebaugh「命の水」の名称はもっと新しく15-6世紀頃?かと思います。
錬金術にアクア・ウィタエ aqua vitae 「命の水」という空想上の液体がありますが、レトルトでつくられる蒸留酒とこれが関連づいた、というふうに記憶しています。
サクランボとか木いちごの蒸留酒のことを仏・英でオー・ド・ヴィー(eau de vie)といいますが、これも「命の水」の意味です。
> 麦から出来た蒸留酒といえば、ウィスキーがそうですね。ゲール語で
> 命の水を意味するウイスゲが語源らしいです。


過去ログ入り口へ