タイトル | : Re^3: 減感作療法 |
記事No | : 1818 |
投稿日 | : 2021/07/18(Sun) 00:05 |
投稿者 | : モロヘイヤスープ |
私はこの治療の経験者です。今は保険も効くので、やっている人は徐々に増えてきているのではないかと。 完治するわけではありませんが、明らかに楽になりました。風邪で言えば、熱と咳が出る風邪だったのが、鼻風邪くらいで済むようになる感じですかね。
普及しないのは、結構面倒くさいからではないかと思います。 ・保険の承認が下りてから数年間は、一度に処方できる薬の数に制限があったため、毎月病院に行かないといけなかった。(今は解消したはず) ・数年間にわたって一日何回か舌の下に薬(薄めた花粉成分)を入れないといけないため、負担が大きい。 ・花粉シーズンに治療を始めると花粉過多になってしまうので、花粉が飛んでいない時期が治療シーズン(みんな喉元過ぎると暑さを忘れるので、なかなか病院に行かない) ・効かない人もいる
などなど・・・。 この数年で、良いアレルギー薬が増えてきたのも、減感作療法が普及しない一因かもしれません。
問題は原理ですよね。花粉のアレルギーに、花粉成分を処方するという理不尽さには私も疑問を持ち、何度か先生に聞いたのですが、最後までよくわかりませんでした。 花粉に対する免疫の誤反応そのものを抑えるのではなく、免疫が誤反応して出した成分をスルーする作用を鍛えるんだ、というようなものと理解しています・・・。
|