北欧神話−Nordiske Myter

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女武闘家兼業主婦・スカジの覇王伝説


棍棒装備。
 3枚目にして、ようやく気に入った絵になりました。
 コレっス。フレイヤとは別の意味で怖いグラマー美女。

 格闘系の女神様。得意バトルフィールドは雪上・スキー。ニガテなものは海と海鳥の声。…だ、そうです。
 巨人スィアチの娘さん、単身アスガルドに乗り込む超ツワモノ。

 「お父様のかたきィィィ!」

 とか、言ってそうに見えますか。(笑)
 お父さんスィアチは巨人流格闘術の家元で技は一子相伝だそうです。後とり娘がスカジだそうです。奥義は一撃必殺の闘魂技で、全身のオーラをこぶしに溜めて相手にたたきつける荒業だそうです。
 原典にはありません。(笑顔)

 そんな彼女にロキが手を出し、神々の集まる席で暴露されたことからロキの捕縛へと繋がるエピソードが。
 裏切られた女の怒りが爆発。
 そして…嗚呼、一夜の過ちが愛憎の…(以下略)



【神様データ】

Scaði(古ノルド語) Scadi (英語)

主属性; 雪山女神(通称;オンドル・ディース=スキー履いた女神様)スキー得意。山大好き。つぅか海辺に住むのは絶対イヤ。

その他の役割; 
「ロキの口論」で、神々を罵倒して逃げたロキが捕らえられたあと、束縛されたロキの頭上に自前の毒蛇をつるす。女神でありながら、自分の館を堂々とかまえる”女主人”、また殺された父の代償を求めに単身アスガルドに乗り込んでくるということは、かなりの女傑であり、要求が受け入れられたということは、神々としても無視できない存在だったと思われる。

家族関係; 父/巨人スィアチ 亭主(別居中)/ニョルズ 義理子/フレイ、フレイヤ  浮気相手/ロキ 雪山つながり/ウル
住居; スリュムヘイム(当然、山奥にある。父から受け継いだ)
持ち物; スキー。

補足;
 父親の死後、絶対笑うことは無い、自分を笑わせない限り和解はありえないと豪語した彼女だったが、下ネタに弱いところを見抜かれ、ロキの下半身モロ出し芸に爆笑してしまう。その後、ロキと男女の関係になってしまったらしいが、ロキが宴会でそれをバラしてしまったことからスカジの怒りは絶頂に。かくて神々がロキを岩にしばりつけられたとき、スカジは彼の上に憎しみをこめて、(二匹の?)毒ヘビをぶら下げましたとさ。



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