北欧神話−Nordiske Myter

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立法者フォルセティ 

気のいい兄ちゃん、ただし頼り甲斐はそれなりにありそうな。

美少年系法律家(どんなだよ)。

 バルドルとナンナのひとり息子、オーディンの孫。
 ってんで血筋的にはかなり優秀だけど、あのテメェ勝手で周りに迷惑かけまくりのオーディンの血は一滴も入って無さそうな、良い息子さんに仕上げてみました。(笑)

 何しろ立法者にして調停者ですから。
 カッカしやすい荒くれどもの中において涼やかに冷静に、常に知的でなくてはいけまっせん。
 オーディンさんから知恵は受け継いだけれど、悪知恵は受け継がなかったと、信じたい。

 世代的には、トールさん家のお子さんたちやロキさん家の息子さんたちと同じと思われるのですが、一緒に遊んでいるイメージが無いです…なんか。

 新しい世代ということで、ちょい若いめに描いてみましたが、登場する話の中ではオッサンなんですな^^;

 両親には…あまり似ていないか。
 バルドルに似てたら美形で色白ってことになりますかねえ。


【神様データ】

 Forseti (古ノルド語) Foreseti (英語)

主属性; 
 立法者にして調停者。法律に関わる、北欧神話に珍しく専門職な神。
人間たちに最初の法律を与えたのはフォルセティとされる。民話によれば、法律を与えた場所は「ヘリゴーランド島」で、ここは聖なる土地とされたらしい。
 調停者としての役割は、もともとは軍神チュールのものだったが、フェンリル狼に「調停の腕」と呼ばれる右手を食いちぎられて以来、フォルセティの役割になったという。

その他の役割;
 バルドルとナンナの息子だが、父と母が同時に死んだときも姿を見せていない。
 また、オーディンの孫でもあるはずだが、神々の主導権を握ることがない。…ヘリゴーランドはアイスランドから遠いので、もしかしてノルウェーでしか信仰されていなかったのか?

家族関係; 父;バルドル 母;ナンナ 祖父;オーディン 祖母;フリッグ 叔父;ヘズほかたくさん。
住居; グリトニル(意味は"輝けるもの")。黄金の屋根と銀の柱で出来ている、目がチカチカしそうな館である。
持ち物; 民話によれば、杖を持っていたという。(立法者が持つ杖と同じか?)
補足;



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