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ニンイシンナ

別名・別綴り/ニン・イスィナ
性別/女性
守護都市/イシン


【主な役割】
イシンの守護神、都市神

【神話・資料別エピソード】
名前は「イシンの女主人」を意味する。ウラシュ女神の娘とされる。後世には医療神グラ女神と同一視されるようになり、夫がパビルサク、息子にダムが設定されるようになった。一部ラガシュでも信仰されていた。
イシンの隆盛とともに地位が上がったが、イシン没落後は当然ながら信仰が下火になっている。

●「ニンイシンナ女神への賛歌」
イシンの全盛期を築いた、イシン第一王朝のイッディン・ダガン王の時代に編纂された。当時の新年際に行われた聖婚儀礼の詳細を伝えるもの。

●ニンイシンナの悲哀
守護都市イシンが前1794年頃にラルサによって征服された後の女神の悲哀を謳った文学作品群。
メソポタミアの世界観では、都市が滅びるのは何らかの理由により神が都市を放棄し、守護が失われたためと考えられた。


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【参考】

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