最終日

 ルーレオから戻ってきたその日も、晴天。
 今日は団体客がいません! 日本人はみんな、私が乗ったのと逆方向の鉄道に乗って、ナルヴィックへ行ってしまったのです。…と思ったら、大型バスが何台も来てましたが、ヨーロッパ人のツアーでした。どこの国かは、わからんです。(笑) 判別不能。


ファンキー。 朝、ボーデン付近で貨物列車がトラブって列車が遅れていたらしぃんですが、私は運良くそれには引っかからず。
 キルナ方面へ行った皆さんは、列車が1時間も遅れて途方にくれたとか話してました。異国の地で列車遅れたら、何がおきてるのか良く分からんですよね。スウェーデン語だし…。

 それにしても、北欧人のアイスクリーム文化って、謎です。
 外は氷点下なのに、何故わざわざアイスクリームを食うのか。
 …や、分からないわけでは、無いんですよ。室内は暑いくらいだし、冷たい甘いフローズンは万国共通の憧れですよね?

 でもね。
 外(または出入り口)で食うってのが理解できません。…凍死する気ですか…?

 寒さの達人たちは、−25度でも「暖かい」と、言い張るそうです。
 なんせ−40度まで行く世界だから。


 ともあれ、この夜はオーロラを見ているのは「オーロラ撮るために日本から来た! 昼はずっと寝てた」と言う、つわもの2人だけでした。
 昨日と違い、カーテン状にふわ〜…っと。そして、かなり大きい。頭上まで広がってます。
 一瞬、スパークするように輝くカーテンが目の前に現れ、そして消えました。
 今夜発つことを知っててお別れを言われたみたいな気分。

 「やー! 今のキレイでしたよねー!!」
 …チッ。団体さんが帰ってきたか。
♪街角にはクリースマースツリ〜♪
 人が増えてきたので、ゴハンを食べに行って、戻って来たら、いつしか空は薄く曇り、ぱらぱらと雨が降り出していました。
 雲が邪魔してはオーロラ見えません。
 あんだけ居た、騒がしい日本人の姿も見えず。
 雨は、夜更けすぎに雪へと変わり、次の日は吹雪と化していました…。

 北欧らしく、最後は雪で! 決めてくれましたよ。しかし寒いマジで。
 まともに写真も取れないくらいの激しさです。シャレなりません。

 これから本格的な冬が始まるんでしょう。雪がもっともっと積もって、犬ぞりや、スキーの季節が始まり、オーロラは、雪がひと段落つく12月まで見えなくなるんでしょう。
 さようなら、北極圏♪
 雪の暗がりの中、(雪が降ると暗いんだとにかく)…キルナ空港へ。そこからまた、長い長い日本への旅。


<オマケ>
お外が寒いので、最終日はお部屋の中で遊びました、とさ。

・・・。
 Vs.熊(正式名称は知らん。)
     体調2メートルほど。
     ごく稀に人里近くまで出てくるらしい。
     その肉は美味らしいが、
     ことさら食べてみたいとは思っていない。




 Vs.トナカイ(現地の人が「トナカイ。イン・ジャパニーズ。」と、言って笑ってた。)
    コイツに、悪霊ヒーシが憑依すると
    物凄い速度で走りだすんだ〜、
    …とか思いつつ、しかしそこらの土産物屋で
    ツノや皮や肉が売られているのを
    見るとなんか哀れ。
    奈良の鹿と同じ扱いじゃん。


今回の旅行予算;15万円  うち、宿+航空券 12万円。


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