宴はおおいに盛り上がり、酒と料理とが惜しみなく振舞われた。
  人々は陽気で、この宴を開いた者を褒め称えた。
 「さア! 一気! 一気!」
 「はアア…。」
 ソールハラはトール神のマネをして、かなり強引に酒瓶をかえした。誰もが賞賛し、このような女は過去に生まれたことがない、と言った。

 ちなみにこのとき、「英語舌の」ソールハラは、本当に飲んでいたわけではなくて、ラッパ飲みの格好をしているだけだった。よい大人は真似してはいけません。

 外を見張る者は誰もいなかった。
 人々は、敵のいることを知らなかった。
 夜更け、夜に紛れて、不実なモルズがやって来るまでは。
 



ゆくぜ!




討ち入りだァ!!



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