チボリ公園 観光レポ。

2004/10/17襲撃


ようこそ!
勇者たちの殿堂、倉敷チボリ公園へ!!


と、いうわけで、北欧神話ネタのアトラクションがある、岡山県倉敷市へ行ってみました。(エジプト展のついでに)

駅前から、さっそくヴァイキーングなおぢさまたちが、お出迎えです。

メルヘンとファンタジーをテーマにした公園♪ と、いうことになっているはずなのに、入り口にヴァイキングとは、これいかに。血みどろサガの世界を知ってて創ったのか、この公園の発案者? いいのかゲルマン人で。いいのかアンデルセンと混ぜて。

疑問を抱きつつも、やたらと明るいチボリ公園のテーマソングに乗って、とりあえず入園。


入り口いきなりきました。ディープネタ。

ここは勇者たちの、エインヘリヤルとしての素質を見極める試練の砦。
ヴァルハラ入りを求める人々は、今日も大賑わい。
なんたって、その名も偉大な「オーディンエクスプレス」

恐れ多くも、北欧神話の主神様、いと高き場所から裁きおさめる神々の長の御名を冠するお乗り物でございます。
疾走するスレイプニルの背に振り回され、人々の悲鳴がこだまする…。

……
…って、そんなに角度が厳しい乗り物でもないですが(笑)
高さもそんなに無く、せいぜいユグドラシルの根元ってところです。


下から見上げたところ

★観光チェック…オーディンエクスプレス

入り口入って左手側に歩くとすぐに見つかるアトラクション。
緑の中を走り抜けてゆく、ごくフツーのジェットコースター。
角度もそれほど急ではなく、面積も狭いため、どっちかってーと子供向け。
ちなみに、名前以外にオーディンとの関連は皆無。
デザインくらい、北欧っぽくして欲しい…。







落ちる人々

ヴァルハラから脱走しようとしたアナタには、フラーナングフォール!
バルドルの死を茶化して神々をキレさせたロキが、鮭に化けて隠れたという、あの滝です。

下でトールが網はって待ち構えてます。運命に向かってダイヴする人々の声がこだまする…もうアナタは逃げられない?!





フラーナングフォール乗車中。

★観光チェック…フラーナングフォール

オーディンエクスプレスの次にある急流くだりアトラクション。
洞窟の中に入ると、「きゃー」という悲鳴と、「いーっひっひ」という笑い声が人工的にテープで流れてくる…。
洞窟に突入するまで、ノロノロ流れていくだけなので、のんびり周りを見てても大丈夫。しかし落ちる時ぁけっこう水を被ります。冬は厳しいかも…



そして公園最深部にあるのが、入場料がいちばん高いアトラクション、「グレンデルの伝説」。
ホラー系アトラクションですが、自分的に、これが一番ウケました。

元ネタの分かる人は、チボリ公園に行ったら是非グレンデルと戦ってきてください。
いや、むしろ戦うことが使命だと思ってください(笑)


写真撮影禁止のため内部の写真はナイですが、無監視なので、撮影しても別にバレないと思います…

さあ、ローテンションな係員の案内のもと、神・オーディンによって遣わされたヴァイキングと一緒に、人食いグレンデルを倒しに、呪われた城へレッツ・ゴー!☆


※ヴァイキングが神オーディンに遣わされた正義の使者とは知りませんでした(笑
※そのグレンデルが「ベーオウルフ」に登場するグレンデルと同じだとしたら、人は食わないような気が。
※なぜか城が西洋風ですが、無理にヘオロットの館なのだと自己暗示をかけて入場。


中に入ると、ヴァイキングの人の声にいざなわれて、グレンデルの居城を目指します。
中世後期の西洋甲冑(プレートメイル)が地鳴りでガタガタ動いたり、ルネッサンス風の人々が貴公子の格好をしたグレンデルに攫われてゆくのを目撃したり、攫われた人々が調理場で素敵に調理されているのを目撃したりと、あまりの恐ろしさに心はプルプル。時代設定なんか無視っスね(笑)

人間の服をはいで切断して鍋で煮て味付けもするとは、グレンデルって実はとってもグルメな方だったんですね…。
…無理やり、「母親の水魔が息子のために料理しているのだ」と、思っておきましょう。

一体ここは何処なんだ、何故グレンデルの手下がメドゥーサとゴルゴンなんだ?
…そんな疑問を抱きつつ、暗がりの中をそろそろと進み…そしてついに、館の最深部へと突入!
すると、お食事中のグレンデルがまさに今、目の前に…!

その光景を目の当たりにした瞬間の感想は一言。


誰だ、お前。(−−;


「…これがグレンデルですか…?」

ヴァイキングの人はひとりでめっちゃ盛り上がって伝説の剣(?)でグレンデルを倒してくれているのですが、…いや、だって、それ、どう考えてもグレンデルじゃないから。騙されてる。キミは騙されてるよ、ヴァイキングの人!!!

ホラー系アトラクションとしては面白いのかもしれないのですが、あらゆる意味で脱力系のアトラクションでした…。

※ちなみに、ベーオウルフに登場するグレンデルは、”剣の刃が通じない”設定
※グレンデルを倒していたヴァイキングの人を、ベーオウルフだとは断じて認めない(笑)
※一つイベントが終わるごとに、強制的に部屋を追い出されてしまうのはどーにかならんのか。


以上、アトラクションレポでした。かわいいカラスの噴水

いやー…チボリ公園、アトラクション部門の無茶な北欧ネタはどうしたもんか。
テーマパークっぽくヨーロッパ風の町並みを再現してる部分や、花畑はすごくキレイなんだけど、アトラクションは微妙に外しているような気が。
完全に地方型遊園地だ…。

ご近所に住んでたら、公園代わりにノンビリしに行くのは、楽しそうですけど。
ドイツやオランダやスイスをテーマにした部分と、ノルウェーやスウェーデンの部分が無理やり繋がれているのも、そういうものだと思えば…。


外へ出る。