■ディートリッヒ伝説-DIETRICH SAGA |
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ヒルデブラント師匠の妹の息子で、要所要所でシャウトし、敵に突っ込んでいく突進ファイター。知力戦なんか出来るんでしょうか、この人は…。常に「通常コマンド;戦う」のみでやってそうですよ(笑)
ここの家系は、イルサンといい彼といい、どうしてこんなにアツいか…。
強いですよ。普通に強いですが、師匠やディートリッヒのような化け物なみの強さではないし、ヴィテゲのような特徴的な強さでもない。
普通の人間…です。安心して好きになれます。
「ニーベルンゲンの歌」では「姉の息子」となっていますが、ディートリッヒ関連伝説では「妹の息子」。ディートリッヒの成長とともにヒルデブラント師匠も年を取るので、妹でなくては年勘定があわなかったか。
共通しているのは、どっちの伝説でもヒタスラ叫ぶこと。「ニーベルンゲンの歌」では、ブルグント勢がリュエデゲールを討ったと聞いて「うおお! 生かしてはおけーーん!」と叫び、フォルケールに突っ込んでいきます。
このタイプは、怒ると兎に角、強くなる。リュエデゲールのあだ討ち、とばかり、ブルグントの人々を斬り殺したあとに、「もはや、放ってはおけない」と、向かってきたギーゼルヘルと相討ちになります。
アツい人は、アツいまま戦場に散るのがお約束、というわけで、あまり長生きはしないものですね…悲しいですが、この戦死のエピソードまでに、ディートリッヒたちと繰り広げる多くのエピソードがあり、他のこゆい仲間たちに負けずに目立っているので、本人も本望だったことでしょう。
ひたすらシャウトし、戦いのたびに怒りだし、突っ込んでいくアツい若者、ウォルフハルト…。
彼ほど「ゲルマン」な性格の真っ直ぐなキャラは、そうそういないですよ。
■ウォルフハルトがキレだすまでの経過■
・「もしそれがあの連中の仕業なら、彼らは一人として生かしてはおけぬ。」−ニーベルンゲンの歌 第38歌章
・「おん身はわしらの心を傷つけた。主君に憚りなくば、おん身を痛い目にあわせよう。戦いを禁じられているからやめておくのだ。」38歌章、フォルケールに対して
・「おん身の不遜な言い分には名誉にかけて我慢がならぬ」上に同じく…そしてキレて殴りかかっていくわけですな(笑)
毎回こんな感じで、3回くらいやり取りしたら、速攻キレて殴りかかってます。やぁ、若いなぁ♪