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■ディートリッヒ伝説-DIETRICH SAGA |
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マルチエンディングってのは、ゲームなどでエンディングが何通りもあるものを指すのですが、シドレクス・サガも実はマルチエンディング。
誰と誰を仲間にするか、仲間の誰が死んでるかによって話運びが違う！ まずは収集してきた三通りのエンディングをドウゾ。
Aパターン／
いちばん広く取られているエンディング。あるときディートリッヒが狩りに出ようとすると、黒い馬が目の前にやってきた。その馬に乗ってしまったところが、そのまんま連れ去られ行方不明に。ディートリッヒは悪魔と契約して口から火を吐けるくらいだったのだからの、その馬は悪魔だったのだ、とか、ゴート族の子孫たちに危機が訪れるとは再び戻ってくるのだ、とか、後世の解釈次第で、なんだかんだとオプション解説が付きますが…。
通称、「風とともに去りぬ」エンディング。
Bパターン／
ハイメを失い、もはや生存しているかつての仲間はヴィテゲだけ。人魚に攫われたまま行方をくらませているヴィテゲに会いに、ディートリッヒは、ヴィテゲの隠れ住む島を訪れる。しかしヴィテゲは、ディートリッヒの弟を殺してしまった自責の念と恐れから、彼とは会おうとしない。
結局、ディートリッヒは変装して島に乗り込み、再会を果たすらしいのだが、そのあとの展開はまちまち。
その島は妖精族の島で、二人は和解して仲良く暮らしたという話もあれば、結局過去を清算するために戦いになってしまったのだとか。いや、そもそも変装ではなく顔をえぐって人相を変えたんだとか(そこまでして会いたいのか…)、いろいろです。でも一つくらいハッピーエンドあってもいいよね。
通称、「友情再び」エンディング。
Cパターン／
Bの変形版。ディートリッヒは死ぬ前にヴィテゲに対し弟の復讐をしなくては、と思い立ち、彼を探しにいく。上のBと同じく変装して島に乗り込んでヴィテゲと戦うが、双方相打ち。
ついてきた家臣たちに、自分が死んだことは伏せておいてくれ、と言い残し、辺境の町で息絶える。
通称、「そして誰もいなくなった」エンディング。
英雄伝説とは、その時代の人々が望んだ物語を語るもの。あそこの英雄の話をもっと聞きたい、あの英雄とこの英雄に戦ってほしい、等等、、聴衆の要望にこたえて詩人たちが作り上げていったものです。
ならば私の希望を付け加えたって、いいはずだ！ Bで。ヴァルハラチックな永遠の園に死んだ勇士大集合ってのが真エンディングで、お願いします。
いやマジで。
だってディートライプとか、死んだらそれきりでしょ。
ディートリッヒの知らないところで、仲間たちそれぞれに戦死して、以後会うこともないわけでしょ。
そんなの…寂しいじゃん…！ せめて死んだら再会しようよ。ね。
ってことで、この真エンディングを迎えるために必要な条件とは。
■仲間を全員そろえる。(途中でファゾルドを殺さない、とか、ホルンボゲをちゃんと助ける、とか、いろいろ難しそうです。)
■ヴィテゲとの友情度を上げておく。(でないと、再会したときに容赦なく斬りかかって来そうだ。)
■ディートリッヒのレベルを上げておく。(弱いと手加減できなさそうだし、相打ちになるか、ヴィテゲに負けてしまいそう。)
…厳しそうですが、ここは一つ！ 頑張っていただきたいものですディートリッヒ。