アーサー王伝説-Chronicle of Arthur

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ランスロットの不倫問題



 自分的にどうしても納得いかないのが、ランスロットとグウィネヴィア王妃の不倫問題ですよ。
 24年、愛せますか。24年。
 15で不良と呼ばれたの♪ …じゃ、なく、15で不倫を開始しても、死ぬ時には39ですな。壮年カップルです。そんな年までアンタら一体。
 いい加減にしろよ、と思うのは私だけじゃーないハズです。だいたい、気が付かないアーサーも悪い。延々不倫しつづける王妃も悪い。
 そんでもって、告発できなかった部下たちも悪い。

 とめてやれよ、ガウェイン卿。

 攫われたグウィネヴィアを助けに行ってることからも分かるように、ランスロットといえばアーサー王の懐刀、ここぞという時のための駒で、どちらかというと守備に使われることが多い人です。言ってみればお庭番。
 対してガウェインは、アーサー王が外出するときついていく、攻めの側近。主人の留守中、お庭番と奥様がデキちゃってるのに、側近は気づかなかったのか…? いや、側近が気づかなくても、城に残ってる連中は誰か気がつくだろうよ…。

 と、ここまで考えて、気がついた。
 主要なメンバーの中に、気がつきそうな人がいない。

 ケイ卿→意外と気がつかない。ちょっと抜けてる。
 パーシヴァル→まず不倫とかそういう概念持ってなさげ。
 トリスタン→自分のことで手一杯。
 ユーウェイン→気がついてても、多分言わない。
 ボース&ライオネル兄弟→こっちも自分のことで手一杯そう。

 オイオイ、なんだかなあ。考えてみると、「自分とこの恋愛問題でイッパイイッパイ、人のこと見てらんない」っていう騎士が多すぎやしませんか。
 やっぱここはガウェイン卿の出番でしょうよ。比較的恋愛のこじれが少なく、多少激しいことを言ってもアーサーやグウィネヴィアにお手うちにならなさそうな身分で、ランスロットに本気で殴られても死にそうにない。そんな人は他にいない。
 帰りの会こと晩餐会帰りに、チョコっと王様と王妃様とランスロットを呼び出して、「先生。ランスロット君と王妃様がうわきしてます」くらい告げ口しとけばいいものを。(そんな問題か)
 そうすれば、ガウェインの弟のアグラヴェインが出張っていくことも無かったよね…。
 もしランスロットがキレて切りかかっても、ガウェインなら、アグラヴェインのごとくサックリ斬り殺されたりしなかったと思う。

 それよりも何よりも、いいかげんランスロット卿が自粛すればよかったんですよ。
 王妃に出て行けといわれたくらいで発狂しているあたり、精神的にかーなり脆いですこの人。「君なしには生きていけない」なんて依存的な男、私は嫌いですけどね(ニッコリ)。

 それで完璧な騎士というのだから、騎士なるもの、恋愛で道を踏み外すべきであったようです。ロマンスは必須です。
 いまいちロマンスの無い騎士は、それだけで格を下げられてしまうようです。なんだか納得いかない…。

 せめて息子さんには父親らしく接してやればいいのに、ガラハッドよりパーシヴァルの面倒ばかり見ているような気がするのは、気のせいでしょうか。

 




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