2004年12月22日
「天白公園
(てんぱくこうえん)
名古屋市天白区
地図
撮影 OLYMPUS C-2100UZ

日常・非日常写真一覧へ ホームに戻る

年末で慌ただしい中、
少しだけ写真を撮りに出かけてみた。
ここのところちょっと行けてなかったので。
今日は天白区の天白公園へ。
少し不思議な青空だった。
雲が流れてるような。
どこへ行っても無料駐車場にはいつでも
車がそれなりの台数とまっている。
無料なのはありがたい。
市内の中心部では無料駐車場のある公園は
ほとんどない。
天白公園内にある大根池。
今回のメインはここの鳥。
それほど大きな池ではないけど、
カモ類はかなりたくさんいた。
ただし、柵が巡らされていて、
一応中へ入ってはいけないようだ。
釣り人もいなかった。
しかも、周囲の半分は工事中で入れず。
来年の2月終わりまで工事は続くらしい。
おお、いるいる、カモの群れ。
ここは多いなぁ。
ざっと数えて100羽以上はいただろう。
が、遠いっ。
全然届かない。
公園には子供が大量に。
それと、公園にはつきものの犬の散歩人たち。
芝生広場とグラウンドが大半で、
遊具などもいろいろあった。
公園らしい公園といえる。
もう少し歩くところがあるかと思ったけど、
それはほとんどなかった。
緑地とはやっぱり違う。
犬を散歩させる人だらけ。
犬同士出会っては吠え合ったり、
飼い主同士挨拶をしたりという光景が
あちこちで見られる。
少しだけ遊歩道があったので入ってみた。
でも歩くといっても入り口から出口まで
10分もかからないくらいなので、
まるで物足りない。
ここは歩くための公園じゃない。
遊歩道の中の様子。
木々と落ち葉の雰囲気がちょっとよかった。
鳥の声もかなりしていたので、
木の上にもたくさんいるようだ。
が、例によってほとんど姿は見えず。
日が差す森林の中はまた違った表情を見せる。
冬枯れの林も悪くない。
少しだけ近いところにいたので
捉えることができた、オナガガモ。
盛んに潜って魚を捕っていた。
他にはコガモも確認できた。
コサギも発見。
ここにいるやつもまた単独だった。
川や池などどこにでもいるけど、
いつでも孤独なコサギ。
場所によっては群れてるところもあるんだろうか。
木の上にいるやつで今日唯一撮れたやつ。
たぶんヒヨドリ。
おおおー、ここにもいたか、カワセミ。
日が沈みかけていて
青色が出きってないけど、
間違いなくカワセミだ。
見たのは二度目だけど、やっぱり嬉しい。
かなり長い間ここにとまってじっとしていた。
偉い。
んっ、猫だ。
いつの間にか目の前に。
あ、手前にも黒猫が。
アイに少し似てるけど、
もっと立派な体をしてた。
おいおい、何匹いるんだ。
こっちを見てるやつは毛がフサフサ。
野良の雑種には違いないけど、
アメリカンショートか何かの血が
混じってるのかもしれない。
その向こうにも別のやつが。
よく見たら猫がいたのは誰かが作った
ベニヤの猫家で、
ここに住み着いてるようだ。
それでたくさんいたんだな。
近づいてもそれほど逃げていかない
ところをみると誰かにメシをもらってるのだろう。
私もカリカリ投入だ。
が、数が多すぎてまったく足りない。
デジのズームをひいてみると、
わ、すごいいる。
エサにつられてワラワラと
周りや小屋の中からわいてきた。
チビもいて、全部で6、7匹くらいいた。
こりゃエサ代もたいへんだ。
と思ったら、近くに
「ネコにエサをあたえないでください」
という看板があった。
もう与えてしまいました。
カワセミも撮れたし、ネコも撮れたし、
日没も近づいたので帰ることにする。
それにしても寒いー。
セーター1枚でうろつきまわってたら
凍えそうになった。
季節はもう真冬に入った。
格好を考えないと。

 天白公園は公園らしい公園だった。
 散歩するには物足りなず、鳥を撮るにはやや向かない。人が多いし、池のカモたちは遠すぎる。
 ただ、カワセミがいるというのはなかなか捨てがたい魅力だ。もっとじっくり探せば他にもいろいろいるのだろう。
 花もあまり期待できない感じ。
 それでも短い時間でけっこう収穫もあったので個人的には好印象だった。

日常・非日常写真一覧へ ホームに戻る