2004年12月10日
「東谷山フルーツパーク
(とうごくさんふるーつぱーく)
名古屋市守山区
地図
撮影 OLYMPUS C-2100UZ+クローズアップNo.4

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紅葉も終わったし、
そろそろ冬パターンに移行していかないと。
ということで、東谷山フルーツパークへ。
名前のごとく果物園なのだけど、
無料なのがいい。
有料は世界の熱帯果樹園だけで(300円)、
駐車場も無料。
横には東谷山(198m)へ向かう散策路がある。
青空に飛行機雲。
東谷山の山もすっかり冬景色だ。
ここでも桜が少し咲いていた。
十月桜というやつだろう。
外の果樹園にはたくさんの木がある。
うめ、あんず、びわ、もも、なし、りんご、
みかん、キウイ、いちじく、くり、柿など。
ただし、12月のこの時期なっているのは、
このキンカンくらいのものだった。
あと、びわと。
たくさんのタンポポが咲いていた。
胞子も群れになってる。
ちょっとした日本庭園もある。
少しだけ紅葉していたもみじもあったが、
多くの葉は落ちていた。
もう少し早く訪れていたら
きれいな紅葉も見られたのだろう。
果樹園の足下にはたくさんの野草が
まだ咲いていた。
果樹園の土ということで、
栄養が行き届いてるのだろう。
春から秋にかけては
多くの野草も見られるんじゃないだろうか。

今日は新しく買った、
クローズアップレンズNo.4(ハクバ)と、
C-2100UZの組み合わせを試す、
ということで目に付く花を
片っ端から撮っていった。
名前も知らない野草から
人の手で植えられた花まで、
12月なのにたくさん咲いていた。
たくさん撮れて嬉しい。
世界の熱帯果樹温室に入ってみる。
受付のおじさんが、おっと驚く。
まさか客が来るとは
思ってなかったかのように。
ん? ここって誰も入らないのか?
中に入ったら、私の貸し切りだった。
こりゃいいや。ゆっくり写真が撮れる。
にしても、やっぱり熱帯温室だけあって
暑いっ。
室温は25度くらいだろうか。
半袖になりたくくらい。
これはマンゴー(だったかな)。
それはそうと、なんだかあちこちで
ボトンっ、バタンっ、と不吉な音がする。
何か屋根に落ちてきてないか?
と思ったら、こんな看板が。
なるほど、熟した実が落ちてるんだ。
まさか頭の上には落ちてこないだろうけど、
誰もいなくて静かなだけに、
音がするたびにちょっとびくっとする。
とにかく、中にあるのは
見たことがない実や花ばかり。
おー、すべてが珍しいぞー。
こうなったら片っ端から撮ってやろう。
誰もいないから人目を気にすることもない。
けど、やっぱり暑い……。
汗が出る。
閉館間際で時間がなかったので、
とりあえず撮れるだけ撮ったのだけど、
あとから見てみると、
もう少しちゃんと撮れば良かったなと思う。
光や背景まで考えて。
クローズアップNo.4に関しては
かなり使えることがことが分かった。
マクロレンズに近い感覚で、
あれほどピントが浅くないので使いやすい。
C-2100UZの10倍レンズとの相性もいい。
手ぶれ補正もこういうときは
かなりの効果を発揮して、失敗が少なくて済む。
さすがに最望遠ではピントの合う範囲も
狭くなってやっかいではあるけれど。

 東谷山フルーツパークは、写真を撮るのが楽しいところだった。個人的には。
 見るだけだと、ふーんという感じで終わってしまいそうだけど、写真を撮る目的で行くと、撮るものがたくさんあって面白い。
 12月のこの時期でもこれだけの花と果実があるんだから、春から秋にかけては半日では撮りきれないほどなんじゃないだろうか。
 園内はそれほど広くなくて、遊ぶところなどもほとんどないので、散策向きではない。
 歩くならとなりにある東谷山散策路の方がいい。
 また春になったらぜひ来ようと思った。

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