2004年11月8日
「熱田神宮/藤前干潟(あつたじんぐう/ふじまえひがた)」
名古屋市熱田区/港区
地図
地図
撮影 Kodak DC4800/OLYMPUS C-2100UZ
名古屋に住んで長いのに、 ちゃんと熱田神宮へ行ったことがない。 一度はやっぱり行かないといけないだろうと、 行ってみることにする。 ここはその道の途中にある山崎川。 桜並木で有名なところなのだけど、 なんだかすっかり桜の木が小さくなってる。 最近あんまりきれいじゃなくなったという 評判は本当かもしれないと思わせる。 今日は曇りがちの空で、こういう日は DC4800の露出が狂いがち(空が白く飛ぶ)。 |
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熱田神宮は思ったより近かった。 車で1時間はかかると思っていたけど、 30分ちょっとだった。 こんなに近いならもっと行けばよかったな。 駐車場は満員御礼。 なんだ、この混みは? と思ったら、七五三だったのか。 着物を着せられたちびっこと、 その両親がたくさんいた。 |
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中はかなり広い。 鳥居も立派。 人も多い。 七五三だけでなく一般の参拝客もたくさん。 意外とひとりで来てる人も多かった。 |
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中の木々がものすごいことになってる。 樹齢何百年だらけ、という感じ。 そこらの森林よりも樹木密度は高いかも。 鳥の声がさかんにいていた。 都会の鳥がたくさんここに集まっているのだろう。 あちこちに警備員が立っていたり、 うろついていたり。 |
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これは祈祷殿だったかなぁ。 違ったかな。 いろいろ建物があって、どれがどれやら。 |
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これは一番奥にある本宮。 特にお願い事はなかったんだけど、 記念に賽銭を投げておいた。 みんな一所懸命に拝んでたなぁ。 |
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熱田神宮会館? 結婚式場? |
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メインの通りにはたくさんの人が 歩いてるけど、 少しはずれるとひっそりしている。 これくらい人が少ないと、 落ち着いて写真も撮れる。 写真を撮ってる人なんて見かけなかった。 七五三はみんなムービーだし。 |
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夕方近くになったら、急に人がいなくなった。 気づけば誰もいない。 せっかく来たからには全部回ろうと、 一通り回ってみた。 |
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クスノキだったかな。 特別に保存されてるらしい巨木が 何本もあった。 |
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神社は色が寂しい中で、 ここだけは鮮やかな色があった。 でもなんでこんなところで菊? 菊人形でも作ろうというのか? |
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苔むした屋根。 建物のどれが古くて、どれが新しいのか、 判断がつかない。 そもそも熱田神宮の成り立ちとか 全然知らないし。 |
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宝物館。 ここだけ有料。 大人は300円。 いわゆる三種の神器の中の、 草薙神剣がおさめられてるらしい。 らしい、というのは入らなかったから。 警備員も当然いる。 |
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およそ神社仏閣に似つかわしくない人たちが 何故かたくさん歩いてた。 不思議な感じ。 茶髪の女の子二人組とか、 大学生くらいのカップルとか、 モデル風の女の子ひとりとか、 ランドセルをしょった小学生の集団とか、 スーツを着たサラリーマンとか。 当然年配の人も大勢。 何かをお参りに来てるのか、 学校の勉強とか? 平均年齢が神社としては妙に若い。 |
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上知我麻神社。 知恵の文殊様といわれてるとかで、 受験シーズンは学生がたくさんやって来るとか。 |
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別宮・八剣宮。 ここも立派な建物だった。 正門横にある。 |
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一通りゆっくり回って、 約1時間。 そろそろ帰ろう。 次の藤前干潟へ行かないといけないし。 ここは帰る途中にあった、清雪門。 説明書きの立て札によると、 何だかんだで開かずの門だとか何とか。 |
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南新宮社の手前。 奥に見えてる朱色がそう。 全体的に苔が少ない中で、 ここはきれいな苔の絨毯ができていた。 |
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あっ、ニワトリだ! と、子供が叫んでいたけど、 これはチャボなんじゃ? 人に慣れていて、 近づいても逃げていかなかった。 元々落ち着きはないやつらだけど。 |
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食事処もあったりする。 自動販売機とか、和食屋とか。 名古屋名物きしめんの旗も出てた。 これで終わり。 ほぼ全部見た。 |
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熱田神宮を後にして、藤前干潟に向かう。 今日のメインはどちらかというと、こっち。 デジをDC4800からC-2100UZに替えて、 鳥を探して海岸を歩く。 しかし、藤前干潟といっても、そういう観光地 があるわけではなく、ただの工場地帯。 車を止めるところは基本的にない。 そこへ行くまでもあちこち迷って、 なかなか辿り着けなかった。 とりあえず路上にとめておいた。 ここは藤前干潟の少し西の、 サンビーチ日光川のあたり。 |
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サンビーチ日光川というのは、 大きなプールのある公園施設で、 夏場しか営業していない。 だから当然駐車場へは入れない。 が、なにやらうるさい音がしてる。 何事かと思ったら、ラジコンを走らせていた。 広い駐車場だから、ちょうどいいのだろう。 男がラジコンを走らせ、 女が横に座ってそれを見ている。 できた彼女だ。 |
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そろそろ海に夕陽が沈む。 今日は午後ずっと曇りがちだったけど、 最後になって太陽が出てきた。 運がいい。 海を見るのも、海に沈む夕陽を見るのも 久しぶりだった。 潮風の匂いがなつかしかった。 |
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夕陽を照らす海面がきれいだ。 じゃなくて、 今日は野鳥を撮りに来たんだった。 おっ、早速海に浮かんでる鳥発見! よし、10倍ズームだっ。 って、小っちゃ!! 黒い粒々が浮いてるようにしか見えん。 こりゃ、いかん。 もう少し近づかないと。 |
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近づくも何も、それ以前に満潮じゃん。 これじゃ干潟の意味がない。 しまったぁ。 がしかし、今の時期は、午前中と夜しか 干潮にならないらしいから、しょうがないのだ。 今日は場所の下見ということで。 それにしても遠いなぁ。 まったく近寄ってきてくれる様子もないし。 仕方がない、トリミングするか。 画質はかなりぼんやりになってしまうけど。 それに、夕暮れ時の逆光でシルエットに。 何ものなのか、まるで判別不能。 |
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よし、これはちょっと近かったし、 個別にトリミングしたから姿が見えるぞ。 これなら分かるかも。 って、私、野鳥の名前なんて 一匹も知らないじゃん? ダメじゃん? うーん、なんだろう、こいつら。 何科に属するのかも分からない。 もしかしてカルガモとか? カルガモって海にいたっけ? (その程度の知識もない私) カモっぽい感じはあるんだけど。 |
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おお、こいつは大物だ。 キミは誰ですかぁ? 細長い首からして、サギっぽい気もするけど、 やっぱり分からない。 近い内に野鳥図鑑を買わねば。 そうやって深みにはまっていくのか、私? |
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干潟も満潮はただの海。 当然のように誰もいなかった。 鳥自体ほとんどいなかったし。 あれだけ遠い海に浮かんでるだけでは、 C-2100UZでは捉えきれない。 干潟になれば、エサを食べに降りてきて もう少し近くから撮れるのだけど。 干潮時にはたくさん人がいるんだろうか? そこに混じるにはかなりの勇気がいるけど、 また近いうちに再挑戦したい。 |
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誰もいないと思ったら、 釣り少年発見。 こういうときも10倍ズームは役に立つ。 かなり離れてるところから こっちに気づかれずに撮れるから。 って、それはもしかして盗撮ですか? 被写体は選ばないとな。 |
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日が落ちて寒くなってきた。 風に吹かれたススキが寒々しい。 暗くなるとますます鳥撮りは困難になる。 飛んでるところも狙ってみたけど、 C-2100UZではまず無理。 ビューファインダーをのぞきなら 追いかけてるようじゃすぐに見失うし、 捉えたと思ってもシャッターを押してる間に どっかにいなくなってる。 練習してどうにかなるとも思えない。 |
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鳥もあんまり撮れないから、 動かない苔でも撮ってみるか。 これは珍しい苔だ(私にとって)。 海辺特有のものなのか? モコモコして、なんかちょっと気持ち悪いかも? 高倍率望遠ということで、 ピントの合う範囲はやっぱり狭い。 あと、マクロで寄り切れないので、 基本的に接写は苦手のようだ。 クローズアップレンズを買わないと。 |
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これは何だろう。 見たことないけど。 やっぱり海岸線に咲く花は、 私がこれまで見てきた山や森のものとは まったく違うんだろうか? 手持ちの本にも載ってない。 海辺に咲く花もそのうち勉強しよう。 今日ももっと注意深く見れば、 もっと見つかったかもしれない。 |
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これも初めて見た。 花は似たようなものを見た気もするけど、 葉っぱの形が変わってる。 海岸に咲く花もなかなか面白そうだ。 |
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熱田神宮は特に何があったというわけでもないけど、とりあえず一通り回ったことで満足した。 これをきっかけに、名古屋人として行っておくべき場所シリーズを始めよう。昔連れて行かれたとかではなく、自分で行って写真を撮って回ることにする。 名古屋城、テレビ塔、ツインタワーズ、名古屋港、大須観音、東山動物園などなど、いろいろある。 藤前干潟は、もう一度、今度はちゃんと干潮のときに行きたい。 でもその前に多少野鳥のことも勉強して、C-2100UZもそれなりに使えるようになっていないといけない。 鳥撮り初心者には難易度が高すぎた。初心者は川から始めるべし。川幅の狭いところでのんきに浮かんでるカモとかシラサギなんかだったら、けっこう大きく撮れるはずだ。 それから、本格的に干潟に行くなら、中に入っていけるような準備もしていった方がいいかもしれない。それは無茶なのか? 潮干狩り気分じゃ違うのか? 足がずぶずぶ埋まったりするんだろうか? それにしても、鳥撮りは楽しいかも……。 |