2004年11月2日
「愛知 森林公園
(しんりんこうえん)パート2
愛知県尾張旭市
地図
撮影 OLYMPUS C-3030ZOOM

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前回の森林公園行きは時間切れで、
あまりにも中途半端になってしまったので、
今日もう一度行ってみた。
今度はちゃんとメインの第一駐車場にとめた。
それにしても平日の夕方なのにこの車。
実は森林公園ってこんなに人気があったんだ。
知らなかった。
でも、あのあたりで大きな公園というと、
やはりここということになるのだろう。
あと、ちゃんと行ったことはないけど、
小幡緑地くらいか。
正面から入った森林公園は、かなり広かった。
植物園だけで110ヘクタールというから、
全体では150ヘクタールくらいはあるだろう。
今回の目的は植物園だったのだけど、
そこへ行くまでにちびっこやお母さんが
群がり集まる公園やら芝生広場やらを
通り抜けなければならないので、
ちょっと照れくさかった。
やはり北入口から入るべきかもしれない。
走り回るちびっこと、そのお母さんたち満載。
カップル少々。
あとは、じいさんがチラホラ。
それにしても、動物園くらい人がいた。
いつもあんなにいるんだろうか。
影その1。
芝生の上を歩くのはとっても気持ちがいい。
普段芝生なんて歩くことはまったくないから。
今日は天気がよくて暑かった。
日射しも強くて、影もこんなにくっきりと。
影その2。
自分の影って分かるもんだ。
そんなに注意して見てるわけでもないのに、
たぶん他人のものとは区別がつくと思う。
自分の書いた字みたいに。
植物園に入ってしまえばこっちのもの。
まったく別の空間のように静まりかえっていた。
中で会ったのは、1時間半で3人。
入場料は200円。
植物園ってほど大げさなものじゃないけど、
無料にすると荒れるから
これくらいは取った方がいいだろう。
ここは入ってすぐの竹林。
ちょっと本数が少なくて寂しいか。
これはイロハモミジだったかな。
なんとかカエデだったか。
いずれにしても紅葉はまだまだ先。
11月の下旬くらいだろう。
ここの「もみじの小径」もけっこうきれいらしい。
奥に進むと、水関係の場所に出る。
ここは水生園だろうか。
入り口で案内マップはもらったんだけど、
現在位置が今ひとつ掴みづらい。
でもそれは多分に私の方向感覚に原因がある。
中にだだっ広い芝生の広場がある。
野球のグランドくらい。
贅沢というか無駄というか、
でも見てると気持ちがいい。
真ん中あたりでカップルが寝ころんでいた。
200円で贅沢な過ごし方かもしれない。
私がひとりでそれをしてたら、
なんか無駄なような気もする。
展示室前に山野草の花壇が作ってあった。
考えたらここが一番植物園らしい
ところかもしれない。
今の私にはとても嬉しいところだった。
見覚えのあるものや、
山野草の本でしか見たことがなかった野草が
いろいろ。
秋のこの時期でもけっこうあったから、
シーズンにはたくさん咲くんじゃないだろうか。
入り口すぐ南の花壇。
春、夏はもっときれいにいろんな花が咲いている
と思うのだけど、これは冬用に植え替えたばかり
という感じだろうか。
このへんの花にはまだまったくうとい。
花壇の隣の噴水広場。
もう閉園間近だったからか、
噴水は吹き出してなかった。
それとも客が少なくて経費節減か?
閉園のアナウンスが聞こえてきたときは、
植物園のかなり奥まで行っていて、
歩いていたら間に合わないと分かり、
あわてて走った。
おっ、けっこう走れるようになってる、
とか思いながら。
けど、おかげで汗だく。11月なのに。
出入り口にはもう人はなく、
回転扉から出る仕組みになっていた。
ってことは、時間を過ぎても大丈夫なのか?
でも、今度は駐車場を閉められてしまうと
大変だから、やっぱり慌てないといけない。
今回もまた半分しか回れなかった。
これはパート3が必要だ。
中で咲いていた花はおなじみさんと、
新顔と半々くらいだった。
これはよく見かけるやつ。
ヤクシソウのはず。
それとも、もしかしてスイランだったりする?
そっちかもしれない。
いや、ホソバアキノノゲシかも?
これは何だったかなぁ。
三つ葉のクローバーの隣に咲いてたんだけど。
ちょっと分からない。また調べておこう。
アメリカミズキンバイ?
白いキノコはけっこうどこにでも生えている。
思いっきり白飛びしてしまってる。
フラッシュもたいてないのに。
そばにあるのはどんぐりの抜け殻?
それと、松ぼっくり。
地面を見てもやっぱり秋だ。
シイタケっぽいキノコ。
いかにも食べられそうだけど、
こういうのが案外危ないのかもしれない
キノコについてもそのうち本を買って
勉強しよう。
これはツツジだと思う。
木に咲く花に関してはまったく分かってない
ツツジもツバキもサザンカも
区別がつかないくらい。
この手の赤い実のものもたくさんあって、
今のところお手上げ。
名前に関しては、地面から生えてるやつから。
タンポポの綿毛はマクロ撮影の定番。
簡単そうでけっこう難しい。
どれくらい寄ればいいのか、
どれくらい絞ればいいのか。
なんとかアジサイという説明書きがあったけど、
これはそれと関係あるのかないのか。
葉っぱの部分なのか、枯れた花なのか。
ハエの仲間だろうか?
普通のやつとは羽の付き方が違うけど。
この花は何だったかなあ。
キク科も種類が多くて区別がつきにくい。
ヨメナだったか、違ったか。
大きな松ぼっくりみたいなやつ。
カメかと思った。
15センチくらいあった。
これは普通のハエだろう。
ハエも花の蜜が好きなんだな。
だったら最初から素直にそっちだけに
しておけばいいのに。
人間の近くに来るからうっとうしがられるのだ。
でもこのハエ、体が真っ黒だ。
普段見かけるのとは違う種類だろうか?
こいつが乗ってるのは、
たぶんリュウノウギクだと思う。
これは何だったかなぁ。
ノコンギクだったか、違ったか。
こっちがノコンギクか?
上のと一緒?
違う?
ちょっと葉っぱが違うような気もするけど。
これがホトトギスというやつか。
初めて見た。
ホトトギスというにはやや毒々しい感じもする。
人工的にも見えるけど、
こういうのが野草にあるというのも面白い。
また分からない。
単にノコンギクの色の濃いやつなのか、
別の花なのか。
もっと勉強しよう。
これがホソバリンドウか。
まだつぼみなのだろう。
残念。
咲いてるところを見たかった。
やっとシラタマホシクサの
群生を見ることができた。
もう時季はずれで枯れかけてるけど、
まだ咲いてたんだ。
ちょっと嬉しかった。
まだ最盛期に見たい。
シラタマホシクサのアップ。
ピントが変なところに合ってしまってるけど。
今回時間切れで湿地帯の半分しか
見られなかったので、次回はもう半分も見たい。
あっちにはウメバチソウが咲いていたはず。

 森林公園の植物園なんて、半年前までは人に連れてこられても楽しくも何ともなかっただろうけど、今の私にはかなり楽しいところとなった。
 人間、変われば変わるものだ。
 家から近い場所でいいところを見つけた。
 また近いうちにいってみよう。残り半分と、あと紅葉も。

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