2004年10月25日
「多度大社
(たどたいしゃ)/多度山(たどさん)
三重県桑名市多度町
地図
撮影 OLYMPUS C-3030ZOOM

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今日はいつもと方向を変えて、
三重県へ向かう。
多度山と、ついでに多度大社へ。
名古屋から桑名へは高速を使えば近い。
大森から東名阪の桑名東インターまで30分。
そこを降りて、あとは15分くらい。
これなら愛知の山へ行くより近いくらいだ。
遠くに見えてきた多度山。
意外と高い。
わっ、真ん中に電柱がっ。
まず明るい内に多度大社へ行くことにした。
山を下りた後だと暗くなってしまうから。
ここは多度大社の前の道。
振り返ったあたりに無料駐車場がある。
けっこう台数がとめられるから、
普段なら大丈夫だろう。
何かの行事とかある場合は満車になるはず。
他にも何ヶ所か駐車場があるようだ。
多度大社を入ってすぐのところ。
左に見えてるのが、
上馬神事(あげうましんじ)で有名な坂。
それほど急坂というわけでもないけど、
最後のそりたつ壁を登り切るのが難しい。
上馬神事は毎年5月の4、5日らしい。
東海地方ではかなり有名だけど、
全国的にはどうなんだろう。
多度大社自体はかなり由緒のあるところ
らしいのだけど。
私もいっちょ駆け上がってみようか、
と思ったけど、他の観光客もいたし、
巫女さんなんかもいて、
ちょっとそんな気軽な雰囲気ではなく、
断念。
勝手に駆け上がってもいいもんなのか?
出入り禁止とかになってしまうのか?
中は広くて立派。
ものものしい雰囲気というわけでもないけど、
軽々しい雰囲気でもない。
平日の割にそれなりに人がいて、
私としてはちょっと落ち着かない感じ。
写真を撮ってるのもやや恥ずかしめ。
多度大社と言えば馬。
ということで、中で飼われている。
狭いところでちょっと気の毒だ。
ニンジンを一本100円で買って(お賽銭)、
あげることができるのだけど、
私が行ったときは置かれている入れ物は
全部カラだった。残念。
誰かがたくさんやってしまったのか、
一日にもらえる本数は決まってるのか。
馬はさかんに首を上下に振って
ちょうだいちょうだいと言ってたのに。
今度行くときは角砂糖でも
持っていってやろう。
勝手にそんなもんやっていいのか?
多度大社の周辺にすみついている
と思われる野良犬。
観光客に何かをもらおうと寄ってくる。
すごくおとなしくて人なつこいやつで、
いかにも情けなさそうな顔をしている。
何か持ってたらやりたかったけど、
なかったのでやれなかった。
まあでも、みんなに何かもらってるだろうから
そんなに心配はいらないだろう。
弁当の残りとか、お土産とか(たぶん)。
けど、こういうこともあるから、
今後から何か持っていった方がいいな。
犬でも猫でも食べるものって何だろう?
多度大社から直接多度山へ向かう
登山口があると思ったのだけど、
見つからなかったので多度山の駐車場に
車をとめなおした。
この場所はちょっと分かりづらい。
桑名東ICからなら、258号を香取南で左折し、
線路の橋を越えてすぐの信号を右折。
右に多度駅を見つつ、
川の橋を越えてしばらく進むと、
左に多度公園入口という看板があるので、
そこを入って登っていく。
道は狭くて悪路だけど、とりあえず進む。
対向車に気をつけつつ。
無料駐車場の案内があるので、
そこへ入っていくとこの駐車場に着く。
多度山の山頂へのコースは2つ。
一つは一般的な道で、
これはアスファルトで整備された、
つづら折りの道。
もう一つは未舗装で急な上り坂の
「健脚コース」と名付けられた道。
おすすめは、行きはつづら折りの道を行き、
帰りは健脚コースで一気に下るというものだ。
健脚コースの登りはけっこう厳しい。
途中、こういう公園や広場などがある。
見晴台や、展望の開けたところなども。
登りはのんびり行くのがいい。
ただ、アスファルト道というのは物足りない。
最初の案内板。
一本道なので特に迷うことはない。
だらだら続くつづら折りの道をひたすら登る。
3.4kmとはいえ、ずっと登りなので、
けっこう疲れる。そんなに楽じゃない。
ただ道はいいので、軟弱な私でも大丈夫。
時間さえかければ登れる。
登り坂は続く。
一組おじさんのペアに出会った。
あと、マウンテンバイカーがけっこういた。
すれ違うことごとくが挨拶してくる。
なんて礼儀正しいんだ……。
街ですれ違っても絶対見知らぬ者同士
挨拶したりしないのに、
何故山だと人は挨拶するのか?
ある種の仲間意識みたいなものだろうか?
挨拶を返す私も不自然とは感じない。
ときどきこんなふうに展望が開ける。
もやっていて遠くまで見渡せなかったけど、
下を流れる木曽三川はよく見えた。
木曽川、揖斐川、長良川。
季節によっていろんな表情が見えそうだ。
冬晴れの日なら遠くまで見えるのだろう。
黙々と登り続ける。
それほど傾斜はきつくないとはいえ、
1時間も登りばっかりだとやっぱり疲れる。
今日はまた暑かったし。
でももうすぐだ。
ようやく山頂(?)に到着。
実はどこが山頂なのかよく分からなかった。
なんだかんだで1時間半もかかってしまった。
写真をいろいろ撮ってたこともあって。
普通に歩けば1時間くらいだろう。
これは一番上にある多度山上公園入り口。
広場と、ちょっとした遊び道具と、
野外ステージと呼ばれる芝生の空間と、
あとは展望スペースくらい。
社のようなものもあった。
展望スペース。
誰もいない。貸し切り状態。
展望はなかなかのもの。
もう夕方で曇りがちだったのが残念だった。
ここからも木曽三川がよく見える。
視界がいいときは名古屋の街並みから
ここらの山並みまでよく見えるらしい。
遠くにセントラルタワーズが見えた。
まだ夕陽が沈む前に月が見えた。
満月までもう少し。
そういえば、ここから見える夜景も
きれいなんだとか。
しかし、デートで夜景を見るために
1時間の山道を歩いてくれる女の子が
どれくらいいるだろう?
もしいたら、
夜景よりもその女の子に感動してしまう。
とりあえず山頂らしきところも見たし、
日も暮れてきたので帰ることにする。
行きと同じコースでは面白くないので、
健脚コースを行くことにして、
公園から更に先へ進む。
ここが多度山上公園のようだ。
別名「ヤング広場」。
……。
最近ヤングって言葉聞かないなぁ。

またもや日が暮れる前に下山ならず。
最近は日の入りが5時くらいになって、
ますます夕方から出かけるのは難しくなった。
一番早いのが4時40分くらいで、
3月になれば6時まで戻る。
今後は少し行き場所などを考えないと。
何かの高い電波塔。
携帯関連だったかな。
違ったかも。
こんな山の上に。
山の上だからか。
健脚コースへの連絡が少し分かりにくい。
電波塔を回り込むんだところにある。
ふたつに分かれてるところを左へ。
右はぐるっと大回りの
多度山縦走ハイキングコースで、
そこを行くとものすごーく遠いことになる。
オレンジ色の傾向に塗られた矢印に
「アタゴ」と書かれているので、
これを見つけたら間違いない。
愛宕神社へ向かうことになる。
健脚コースはさすがに甘くなかった。
未舗装で傾斜もきつい。
これは行きに選ばなくて正解だった。
距離は短いけど、その分一気に登ってる。
私なら途中でへばっていただろう。
それに、道ばたに意外と花がなくて、
写真を撮るのにも面白くない。
帰りにしても楽じゃない。
自分の意志とは裏腹に
たえず小走りになってしまうので。
小さく滑ったりしながら、
一気に30分で駆け下りた。
暗くなってからこの道を行くのも
オススメできない。
道がはっきりしないし、足下が悪いから。
なんとか無事に愛宕神社前に帰り着いた。
健脚コースを行く場合は、
ここの駐車場に置くと近い。
ここから多度山の駐車場に戻るには、
愛宕神社の前の道路を左に進み、
分かれ道で更に左へ行く。
そうすると、行きにあった案内看板のところに
出るので、そこから真っ直ぐ行けばいい。
駐車場に戻った頃には、
あたりも薄暗くなり、月が浮かび、
駐車場は私の車だけだった。
マウンテンバイカーももういない。
こういう駐車場って夜は閉鎖するんだろうか?
そんなことになったらどうしようと、
いつも心配になる。
花の顔ぶれはいつものおなじみさんが
多かった。
これはノコンギク。
もう覚えた。
本当はもう少し薄紫なんだけど。
秋の色少々。
山の紅葉はまだまだ全然。
あとひと月くらいなんだろうか。
ところどころ秋めいてはいたけれど。
何ものかは知らない。
秋の日を受けて輝いていた。
<追記>
もしかしてチカラシバ?
違うかも。
これはきっとヤクシソウだ。
秋の花としてはよく見かける。
あ、これがムラサキシキブなのか?
と思ったけど、違うかもしれない。
紫というより青色だし。
これは草花というより木に咲く花かも。
だとしたら山野草の本には載ってない。
<追記>
これは、イシミカワというやつらしい。
 けっこうポピュラーみたい?
この赤い実も、何者か不明。
山野草も少しずつ分かるようになってきた
けど、木に咲く花や木になる実は
まったく分かってない。
そのうち勉強しよう。
これは新顔だ。
たぶん初めて見た。
キミ、誰ですか?
もしかして、ジャガイモの花?
かもしれない。
でもあんな山の中でジャガイモなんて
自生してるんだろうか?
これも初めて。
上の花に似てるようだけど、葉っぱの形が違う。
たまたまか?
それともまったく別の種類か?
<追記>
どうやらイヌホオズキのようだ。
(たぶん)
なんかこんな葉っぱも撮ってみた。
模様が面白かったので。
セイタカアワダチソウとススキと、
縄張り争いが各地で繰り広げられているけど、
この山はセイタカアワダチソウが優勢だった。
子供の頃、一気に勢力を伸ばして、
秋になるとあたり一面に咲いていたけど、
最近はめっき少なくなった。
なんでも自家中毒をおこしたのだとか。
ノコンギクにいた小さな蜘蛛。
緑色をしてたから、緑蜘蛛とかなんとか
いうのだろう。
全然違ったりするのか?
この花も見覚えがない。
アリがうろちょろしてた。
コウヤボウキ(高野箒)というらしい。
アキノキリンソウの密を吸う謎の昆虫。
トンボ?
トンボの羽は左右2枚だと思ったけど、
左右一枚のトンボもいるかな。
何か違う種類の昆虫だろうか。

 多度山は、のんびり花の写真を撮りながらの山登りもいいし、健脚コースでの少しハードなコースもあって、歩くにはいい山だ。
 山頂なんかは多少物足りないかもしれないけど、晴れた日の展望はなかなかよさそうだ。
 あと、花も多い。今の季節でこれだけあれば、春から夏にかけてかなりいろんな種類が見られるんじゃないだろうか。
 ササユリなども咲くらしいので、また来年の6月に行きたいと思っている。

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