5月10日 吉良ワイキキビーチ行き
雨男伝説の終焉を告げるような青空。 でも、なんかちょっと不吉な雲が? いやいや、気のせいだ。 そうに違いない。 |
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下校途中の小学生ども。 おれはおまえらの3倍の歳なんだだぞ。 どうだ、まいったか? などとケンカ売ってる場合じゃない。 少年少女よ、海へ行け。 海はいいぞぉ。 |
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迷子の途中。 ここどこだろう? だーれも走っていやしねえ。 コンパスが南を向いてたので、とりあえず走ってみた。 (あとからこの道で正解だったことが分かったんだけど) |
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半田町はこんな感じ。 だだっ広い田んぼと、民家と、工場のみ。 この写真を撮ってる時、 地元民のオヤジに変な目で見られたのだった。 こいつ、どこかのスパイか? などと思ったのかもしれない。 |
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刈谷市の町並み。 愛知県もちょっと田舎の方に行くと、 まだまだ昭和の名残りがある。 21世紀にまさかこんな光景が広がってるとは。 こういう町へ行くと、未来社会はまだまだ遠いなと思う。 |
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そろそろ海が近づいてきた。 と、思ったら、突然……。 あ、あれは? ま、まさか、ヤシの木!? なんて唐突な展開なんだ。 愛知県の道路を走っていたら急にヤシの木が立ってたらびっくりしてしまうぞ。 一体誰が最初にヤシの木を植えようと言い出したんだろう? |
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あ、海だ、海だー。 と、例によってワンパターンの反応。 そろそろ吉良が近いか? |
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吉良近くの港町。 こんな海と山に挟まれた狭い土地にも 人はたくさん住んでるんだよなぁ。 なんだか変に感心してしまう私であった。 |
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出た! 田舎の象徴、乳母車を押すおばあさん。 都会ではめったに見ない光景だと思うけど、 田舎では乳母車を押すおばあさんはたくさんいるのだ。 いや、ホントに。 もちろん子供や孫を運んでるわけじゃなくて、 自分が前につんのめっていかないように乳母車を押す。 けど、これがやってみるととっても快適らしいのだ。 一度やってみると病みつきになるかもしれない。 |
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まずいっ。 早くも陽が傾いてきた。 これじゃあ福井の二の舞ではないか。 急がなくちゃ。 海岸沿いの道を100キロでぶっ飛ばす。 |
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ついに来たか!? このヤシの木の海岸は、 吉良ワイキキビーチが近いことを私に告げている。 待っていてくれ、吉良ワイキキビーチよ。 |
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ここかぁ!? と思ったがどうも違うようだ。 砂浜じゃなくて、石がゴロゴロした海岸だし。 人もいないしホテルもない。 間違えたっ。 |
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ワイキキビーチはまだか? と、その前に、なんか不思議な雲が。 飛行機雲かなぁ。 なんか、地震雲のような気もするんんだけど。 |
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ここかぁ? ……違うなぁ。 吉良ワイキキビーチはどこなんだろう? まさか、私を寄せ付けまいとしてる? (ここはどうやら、西浦海岸だったみたい) |
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おおおー、ここかぁ! 何やら施設がそれっぽいぞ。 近代風を装った無理のある施設が、あたりの風景とまるでマッチしてなくて笑わせる。 とりあえず駐車場がタダだったんで、車を降りて歩くことにした。 |
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どうやら間違いなさそうだ。 吉良ワイキキビーチは近い。 が、夕陽がすでに沈んでいくぅー。 ヤシの木の向こうに沈んでいく夕陽が ちょっとワイキキビーチっぽい? |
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ついに!? こ、これがぁ? 噂の吉良ワイキキビーチ? あああ。 しょ、しょぼい……。 |
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ワイキキ? |
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ワイキキ? | |
これって……。 ホントにワイキキだろうか……。 うーん、明らかに似ても似つかないような気がするんだけど、 悔しいかな、私は本物のワイキキビーチに行ったことがないんで、 断定はできん。 けどなぁ。納得いかないよなぁ。 |
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カップルの2人にとっては、 ハワイのワイキキビーチも吉良ワイキキビーチも、 それほど違わないのだろう。 って、違うだろう、やっぱり! まあ、人目を気にしなくていいっていう利点はあるんだけど。 |
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とりあえず、吉良ワイキキビーチも見たし、 海岸も歩いたし、 ヤシの木も見たし、 笑ったし、 なんとなく満足してしまった私が恐い。 ああ、貧乏性。 でも最後の夕焼け空もきれだったな。 |
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日が沈んで帰り道。 雲が黄金色に染まった。 まだまだ余力はあったけど、 今日はこれでおしまい。 |
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雲は黄金色から茜色に。 天の空担当者に感謝したい。 |
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行きは2時間半かかったけど、 帰りは道を変えたら1時間50分だった。 これなら内海と変わらないから、 また吉良ワイキキビーチに行ってもいい。 夏休みはどんな感じになるんだろう? 女の子はトップレスで、 パラソルを立てた白いテーブルで、青いカクテルなんかを飲んだりしてるんだろうか? ……それはないな。 ああ、吉良ワイキキビーチ。 |
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