2005年3月12日
「荒池周辺
(あらいけしゅうへん)
名古屋市天白区
地図
撮影 MINOLTA DiMAGE7 UG

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少し前(たぶん3月のはじめくらい)に荒池へ
行ったときの写真を忘れてた。
農業センターでしだれ梅を見ようと思ったら、
日頃無料のはずの駐車場が突然有料に
なっていて、近くの荒池にとめて、そこから
歩いたら道に迷って辿り着けなかった。
まいった。
結局、荒池周辺で
お茶を濁すことになったのだった。
これはこれで収穫があってよかった。
たとえば、近くにもこんな梅林があった。
散歩途中に梅を見上げる、おばさまたち。
このときはまだこれくらいしか咲いてなかった。
今はもう満開になってるだろう。
コナラの大きな木。
コナラなどといってもピンと来ないかもしれない。
けど、子供の頃拾ったドングリは、
この木の実なのだ。
ということをつい最近知った。
道ばたの脇に生えていたホトケノザ。
去年までならまったく気づかずに通り過ぎていた。
今は何か落とし物でも探してるのかっていうような
歩き方をしてるから、こういうのも目に入る。
自然のことを知れば知るほど、
歩くことが楽しくなる。
手前がヒメオドリコソウで、
奥がオオイヌフグリ。
このふたつの花は同じようなところに
セットで咲いてることが多い。
好む環境が似てるのだろう。
ハトの羽と、ミドリハコベ。
たぶんミドリハコベだと思うけど、
コハコベかもしれない。
このふたつは区別がつかない。
おしべが1〜7本がコハコベで、
8本から10本なのがミドリハコベというのだけど、
ただでさえ小さい花なのに、
おしべの数まで見えない。
あ、ナナホシテントウ虫だ。
春一番を見つけた気がした。
今年は昆虫もできるだけ撮りたい。
まずはテントウムシをクリア。
次はトンボかチョウかカマキリか。
荒池はフェンスで囲まれている。
釣り禁止かもしれない。
けど、こんなふうに穴が開いてたりするから、
入って行ってる人もいるのだろう。
遠くにたくさんのカモ類がいた。
マガモとかオナガガモとか。
けど、ここは陸から遠い。
200mmや400mm程度では全然届かない。
でも、望遠レンズで撮ってる人もいたから、
野鳥スポットとしてはそれなりに有名なのかも
しれない。
たまたま近くを泳いでいたクロガモ。
そろそろ池の野鳥もメンバー交代の季節
なのだろうか。
池の向こう側も行きたかったんだけど、
カップルのラブラブオーラに阻まれて
これ以上進めず断念。
あそこまで行けばもう少しカモも撮れただろうに。
けど、カップルの空気を壊してまで
撮ることもない。
サービスのいいジョウビタキがいたので
ありがたく撮らせてもらう。
けっこうジョウビタキは撮った。
もうおなじみさんだ。
農業センターも閉まってしまったし、
日没も近づいたので帰ることにする。
農業センターはもう一度行かなくては。
しだれ梅も満開だろう。


 荒池周辺は野鳥も野草も豊富なところだ。
 今回は短時間だったけど、もう少し時間をかければいろいろなものが観察できるだろうし、写真を撮るにも面白い。
 池の近くには散策できる森もあるようだ。
 機会を見つけてまた行ってみたい。
 野草が本格的に揃う初夏がよさそうだ。そのときは野鳥の顔ぶれも変わっているだろう。

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