4月19日 天橋立(の寸前)行き

 


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日本海を西へどこまで行けるか、
それが今回のドライブのテーマだった。
空は薄曇り。
やや肌寒い。
あのジャンボに乗っていけばすぐなんだけどなぁ。
と思いつつ、今回は軟弱にも最初から高速。
福井県の敦賀までは高速で、その後は国道。
そこから先、北陸自動車道は
北へ向かってしまうのだ。
さすがに北陸。
まだあちこちに桜が残っていた。
それでも今日の気温は15度から18度。
車の中は少し暑いくらいだった。
北陸自動車道は空いていた。
だから、私はのんびり左車線を
110キロくらいで走っていたんだけど、
みんな右からビュンビュン抜いていったのだった。
その中の一台は、覆面パトにとっ捕まってたけど。
2時間弱で敦賀に到着。
高速使うと福井まで2時間で行けるんだ。
そう思うとけっこう近いもんだな。
ここは海じゃなくて、三方五湖の三方湖。
水はきれいだった。
釣りオヤジ多数。
ようやく海に到着。
若狭湾の入り口。
一般道はなかなか進まず、
ここまでけっこう遠かった。
空と海の色が独特の青でこれがいい色なのだ。
さすが日本海、太平洋とは色が違う。
遠足中の福井県のちびっこども。
鮮やかなブルーのジャージと帽子が素敵。
けど、これで一クラスなんだろうか?
最近の小学校ってこんなもん?
私たちの頃は一クラス40〜50人くらいいたけどなぁ。
福井県の山奥の道路。
この先で野生のサルに会ったのだった。
いや、ホント。
大きなオスのサルで目があった。
距離約3メートル。
写真を撮ろうと思ったら逃げてしまった。
残念だ。
この前は岐阜でも見たけど
まだ野生のサルってけっこういるんだなぁ。
福井や京都の信号って、
ほとんどこういう縦型をしている。
なんでだろう?
田舎の方だけなのかな?
こっちの方がコストが低いとか?
ちょっと見慣れないから見落としそうになる。
京都の田舎の単線の春。
こういうところをガタンゴトン列車に乗って
旅をするのも悪くない。
季節はちょうど今くらいがいいだろう。
暑くもなく寒くもなく、
窓を開けて、風に吹かれながら。
京都の商店街って、すぐにそれと分かる。
道路も店の様子もどこか他の街と違うから。
なんとなくなつかしい感じがするのは何故だろう?
若狭湾で見かけた不審船(?)。
全身灰色でいかにも怪しげだった。
自衛隊の船だろうか?
相変わらず「許すな密航」などの看板が
目に付く。
ホントにうっかりしてると
拉致されてしまったりするんだろうか?
5時間ほど走ってそろそろ限界を感じた。
そこで目に留まったのが天橋立の看板。
そうだ、ここをゴールにしよう、と決める。
ここは両親が新婚旅行で行ったところらしいし。
しかし、まさか寸前まで行って
結局辿り着けないとは……。
(詳しくは日記で)
天橋立とは一体なんだったんだろう?
という疑問を残しつつ、
引き返して着いたのが、
ここ小浜海岸。
遠くに見える粒はカップル。
広い砂浜できれいなんだけど、
テトラポットが邪魔だ。
日本海も福井から北へ向かうと
とても荒々しい感じになるんだけど、
西に行くとすごく波が穏やかになる。
海岸線も岩肌じゃなくて砂浜だし。
海水浴客はみんなこっちに来るんだろうな。
粒の細かい砂浜がきれいで、
ここなら海水浴に来たいと思った。
海もきれいだし、砂浜も広いし。
こういうところを見ると、
内海海岸なんかは
ニセモノの海水浴場に思える。
吉良ワイキキビーチはサギに近い。
気持ちよさそうな砂浜で、
できれば裸足で歩いてみたかったんだけど、
手で水に触ってみたら
かなり冷たかったのでやめておいた。
というか、30男が一人波打ち際で水と戯れてるのは
ヘンだ。
不審船なみに怪しい。
下手すると拉致されそうだし。
手で触りたくなるでしょ?
やっぱり私も、ちょっとくらい冷たくても、
ヘンでも、水に入っておけばよかったかな。
いやいや、入水者と思われて
警察に通報されてからでは遅いからな。
うん、思いとどまってよかった。
海岸の砂浜に咲く白い花。
海を見て何を思う?
何も思わず、ただ咲いているだけ?
たまたま撮れた京都鉄道の電車。
運転しながら撮ったにしてはよく撮れている。
こっちも70キロ、向こうもそれ以上だろうから。
おまけの鉄道模型。
展示品だけど、向こうには駅にもあった。
ということは、いざとなれば
走らせることができるのか?

というわけで、無事、
天橋立寸前ドライブは終了。
少し余力を残したけど、
11時間も走れば充分。
それにしても天橋立には何があったんだろう?


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