朝焼け空と、尾張旭のタワー「スカイワードあさひ」。
どんどん夜明けが早くなってきていて、朝日に一日の終わりを追い越されてしまう。周回遅れになったみたいでちょっと焦る。
夏は日暮れが遅いのは嬉しいけど、夜明けが早いのは嫌だな、と毎年思う。
日の出、日の入り時間をリクエストしてもしょうがないんだけど、個人的な感覚としては、日の出が朝6時、日の入りが夕方7時くらいというのがちょうどいい。その通りになるときって、実際にあるんだろうか?
日本ではどの地方でもそういうことはないと思う。日の入りが7時のときは日の入りはもっと早いから。
外国ではもしかしたらあるのかもしれないけど、そこに住んでるわけではないから関係ない。
だからいつも、私の中では日の入りと日の出が早すぎるか遅すぎるか、どちらかに感じている。
話は変わるけど、人間の体内時計は一日25時間だというのを知ってるだろうか。
自分の部屋から時計や時間の分かるものを全部外に出して、太陽の光が入らないような部屋で生活をすると、毎日だいたい1時間ずつ寝る時間が遅れていくという。夜12時に寝て朝7時に起きる習慣がある人なら、次の日は寝る時間が1時になり、起きる時間が8時になる、らしい。
地球の自転24時間に対して人の体内時計がどうして25時間単位なのかは分からないけど、なかなかに面白い話だなと思う。地球の歴史や人類の発祥に秘密があるのかもしれないしないのかもしれない。いろいろ想像を巡らすと興味深い。
じゃあどうやって24時間単位で生活できてるかというと、太陽の光を見ることで体内リセットが起こり、1時間調節してるんだそうだ。習慣ということもあるだろう。
寝付きが悪いというのは、太陽を見ないことで体内時計が上手く調節できないからということもあるとかないとか。メラトニンがどうとかこうとか。
まあこのへんの話は長くなるので今回はやめておこう。
何の話をしてたんだっけ。ああ、そうだ、日の出と日の入りの時間の話だっけ。
といっても、これ以上そのことに関する話はない。夜明けの時間が早くなったなぁというだけのことだったから。
そういえば、水平線から昇る朝日を撮りに行こう、とふいに思いついたことがあった。あれはもう3年も前だろうか。でもいまだに実現できてない。家から海まで往復4時間ということを考えると気力が萎える。
いつか一度くらいはそういうこともしてみたい。ちょっとばかげた思いつきを実行するというようなことを。別に海の朝日に特別な思い入れがあるわけではない。
考えたらそういうばかばかしいようなことを最近やってない気がする。
予定調和の毎日に甘んじるようになったら、心が衰えてる証拠だ。どんどん心が老化していってしまう。
コエンザイムQ10や、αリポ酸をいくら飲んでも心の若さまでは取り戻せない。未知のものに対する好奇心を失わないことが、心の若さを保つためには必要だ。
朝焼け空の写真から思考はとりとめもなくさまよって、着地点を見失った。
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