あれ、こんなところにこんな花あったかな、ということが最近多い。
私がそう思ったその日に突然咲いたはずもなく、今年になって植えられたものでもないだろうから、たぶん何年も前からある時期になるとそこに花を咲かせていたに違いない。私の目に映っていなかっただけで。
それにしても自分のうかつさに驚く。何百回も横を通ったのに見えていなかったとは。
興味がないということは恐ろしいことだ。ここまで見えないものなのか。
五感を外に向かわせることの大切さをあらためて思った。
ところでこの花はなんて名前だろう?
特徴があるから調べればすぐ分かるだろうと思ったけど、結局分からなかった。手持ちの「野草図鑑」、「花屋さんの花」、「樹木に咲く花」、その他ポケット図鑑では見つけることができなかった。ポピュラーな花なんだろうか。
そろそろもう少し本格的な花図鑑を買わないといけないだろう。でも、図鑑って高いっ。
欲しい図鑑に山渓ハンディ図鑑シリーズがあるんだけど、あれなんかは一冊3,000円くらいする。「野に咲く花」、「山に咲く花」、「樹に咲く花」3冊、「日本のスミレ」、と全部そろえたら軽く一万円を超してしまう。ううっ。
買えば一生ものなんだろうけど、それにしてもそこまで出していいのか自分、って思ってしまう。とりあえず一番出番が多そうな「野に咲く花」から一冊ずつ買いそろえていくか。
ネットでも花図鑑のサイトはけっこうあるけど、まったく手がかりがない状態から調べるのは難しい。名前を調べるという点では、やはり本の方が向いている。
図鑑を買ったら、これまで撮って名前が分からなかったものを調べ直そう。
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