めっきりカモが減った川で、ほとんど唯一残っているのがこのカルガモだ。
カルガモは基本的に渡らないらしいので(部分的には渡る?)、5月になってもまだいつものところにいた。
マガモも渡らないやつがいるようだけど、この日は見かけなかった。
秋から冬にいた他のカモたちが去って、寂しく感じてるのか、やれやれ、やっと静かになったと安堵してるんだろうか。
盆や正月明けで孫たちが帰っていった田舎のおばあちゃんやおじいちゃんのような複雑な心境なのかもしれないなと想像してみたりする。
カルガモにとって5月は子供ができる季節だ。
テレビなどではおなじみの光景---ヒナたちが親のあとをヒョコヒョコついていくあれ---だけど、実際に自分の目で見たことはない。だから今年はぜひ見てみたい。
こういう流れのある川はどうなんだろう。イメージとしてはあまり流れのない池とか堀で見られる光景という気がしてるのだけど、そうでもないのか。
ちょくちょく近所の川をのぞいてみることにしよう。
ここのところ鳥から離れがちになっているけど、少し積極的に追いかけてみたい。となると、やはり望遠レンズが欲しいところだ。
ついにいってしまうのか、レンズ交換式一眼……。
ちゃんと写真を撮りたいと思ってCOOLPIX950を買ったのが去年の6月。あれから一年近くになる。もうそろそろか、まだ早いか。
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