デジカメ日記/OLYMPUS E-10にて撮影

2005年　5月5日（木）

道路脇のツツジがいつの間にかたくさん咲いていた。 　去年までは目にしていても見てなかった植え込みにも、最近は気持ちが向かうからちゃんと見える。 　見るということは意識を伴って初めて成立するものだということが分かったのは、写真を撮るようになってからだ。 　興味のないものは見ていても見えていない。 　窓を全開にして走れる季節がまたやってきた。もう少し暑くなると、もう全開にはしていられないし、もう少し涼しいと半開で走るから、全開の季節はごく短い。ひと月もないだろう。 　この季節になると海を思う。まだ誰もいない浜辺のことを。 　でも今年はまだ行かない。私にとって海は、気分が底まで沈んだときに行くものだから。あんまり行ってしまうと、特別な場所でなくなってしまう。 　ゴールデンウィークが明ければ、次は菖蒲だ。藤もまだちゃんと見てない。 　5月の終わりにはホタルのシーズンがやってくる。 　今月も楽しみがたくさんある。