鍋風景、のように見えてそうじゃない。
実は湯葉を作っているところ。
なんだけど、これがまた気が遠くなるほど時間がかかる。小さな一枚を作るのに10分とかもっとかかってしまうので、しまいにイヤになる。
作り方は簡単。豆乳を温めるだけ。すると、牛乳を温めたとき表面に膜ができるがあれと同じようなものができて、それが湯葉だ。たぶん。
豆乳はどういうものでもいいのだけど、無調整のものがいいかもしれない。
そこに、「にがり」を入れると豆腐になる。
ポイントは沸騰させないこと。沸騰すると固まらないから。
だから、湯を沸騰させてその上に鍋などに入れた豆乳を張って作る方法がいい。
なのだけど、最初にも書いたようにそうするとものすごーく時間がかかる。夕飯を食べながら作って食べようとすると、夕飯を食べ終わるまでに1枚か2枚しか作れない。ううっ、もうおなか一杯だから湯葉はいいです、ということになりかねない。
かといって直接火にかけると火加減が難しい。
実は、電子レンジがいいのかもしれない。だったら2分くらいでできるから。よし、今度やってみよう。
ところで肝心の湯葉の出来だけど、これが意外と美味しい。店のものには及ばないまでも、作りたてなのが嬉しいところ。
ほのかな甘さと独特の食感がいい感じ。
これで簡単に作れれば……。
一度やってみてください。
よかったら、家に来て、私に作ってください。湯葉制作専門係として。
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