いつもの通り道から見た夕陽。
別にいつもの光景だけど、当たり前のことを当たり前だと思い込んでしまうと感動がなくなってしまうから、少しだけ立ち止まってみることにする。
写真を撮るという行為は、立ち止まるということでもある。目に映る光景を止める、と言い直してもいい。
立ち止まる、という言葉は比喩的に使われることが多いけど、文字通り立ち止まってみることも必要なことなのだと思う。
非日常の中でだけではなく、日常の中でも。
そのとき、何か感じられることがあればそれはいいことだし、何も感じるものがなかったとしても確認作業にはなる。
風景は常に目の前にある。
そこから何をどれだけ感じられるかは本人次第。差別もひいきもない。
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