キノコといえば秋の味覚、というイメージがあるけど、最近では一年中あるからそうでもないか。
けど、シイタケ以外のキノコ類を積極的に食べることは普段あまりなくて、食べるとしたら鍋のときくらいなので、やっぱり今でもキノコは秋の食べ物だと感じる。
鍋は寒くなってからしか食べたいと思わないから。
ところで、こういうキノコ類と白菜と豆腐などを鍋で煮つつ、そこにしゃぶしゃぶ用の牛肉を入れて、それを生卵としょう油を混ぜたタレにつけて食べるものを何と呼ぶのだろう?
昔からこれはよく食べているものなのだけど、はっきり名前を知らない。
しゃぶしゃぶというよりやっぱり単純に水炊きでいいのか? でも水炊きにしゃぶしゃぶ用の牛肉は使わないような気もする。
家庭用のしゃぶしゃぶと呼ぶべきか?
この食べ方は、もちろん肉も美味しいのだけど、煮込んで柔らかくなった白菜をしょう油たっぷりの生卵ダレで食べるのがとても美味しい。それをご飯に乗せて、半ば卵かけのようにするのもいい。
冬はマイナスの部分も多いけど、鍋やあたたかいものが美味しいという良い面もあるから、悪いことばかりじゃない。
それにしてもこういうキノコ類を最初に食べた人は偉いなと思う。よっぽど腹が減ってたか、チャレンジャーだったのだろう。それとも昔の人は野生の勘が冴えていて、本能的に食べられるものと食べてはいけないものをかぎ分けることができたのだろうか?
でも間違えて食べて命を落とした人もけっこういたのだろう。食べてはいけない毒キノコだということを知るためには誰かが食べてみないとそう断言することはできないのだから。
しかし、最近になってもキノコ絡みで事故も起こったりしてるから、やっぱりキノコは油断ならんぞ。
私はせいぜいシイタケくらいにしておこう。
マツタケだってちっとも食べたくない。いや、ホントに……。
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