マリーゴールドのクローズアップ。
マリーゴールドって、少し離れて見ると、ちょっとくどくどしい感じがするのだけど、ここまで近づいてみるとかえってビロードのような質感が気持ちよさそうだ。私の好きなスウェード地みたいで。
触ってみると、猫の舌みたいなザラザラ感がありそうにも思える。
距離感によって見え方が違うということをマクロレンズは教えてくれる。
人にももっと近づいてみると、これまでとは違うふうに見えるかもしれない。
考えてみると最近は他人との距離感が35mm換算で100mmくらいになっているようにも思える。3倍ズーム機の最望遠くらいに。
もう少しマクロ的な付き合いも必要だろう。
むやみやたらと近づけばいいってもんでもないけど。
しかし、マクロ撮影も少し飽きつつある。
最初の頃の新鮮な驚きがなくなった。
花のマクロは誰が撮っても同じようなものだし。
花だけでなく昆虫なんかだともっと楽しいに違いない。
秋の虫でも採集してくるか。
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