デジカメ日記/OLYMPUS C-2100UZにて撮影

 2004年 11月7日(土)


 今日もまたC-2100UZの液晶ビューファインダーをのぞきながら、何か面白いものはないかとベランダからあちこちをのぞく。
 外から見たその姿はやや怪しいかもしれない。
 と思い、しゃがんでみた。
 が、そうすると怪しさが倍増されそうなので、やっぱり立ち上がって堂々とのぞいてみた。
 いや、民家の中とかマンションの窓とはではなく、空とか建物の屋上とかを。
 けど、10倍となると、50メートル離れたところが5メートルになるから、それくらいの民家の今のテレビくらいは見えてしまったりしそうではある。
 ポイントは一ヶ所でずっと止まらないことだな、うん。

 しかし、めぼしいものは何も見つからず、結局撮れたのはこの鳩だけ。鳩なんていつでも見てるのに、望遠レンズというだけで喜んで撮っていた。
 被写体はともかく、遠くにとまってる鳩がこれくらい撮れるということは、今後の可能性は感じた。
 むやみに動かないということが前提になるけど、遠くにいるものをこちらの気配を感じさせずに撮ることができるということは、野良猫なんかがこれまで以上に撮れるかもしれない。

 それにしても、なんだか妙に鳥を撮りたい気持ちが高まりつつあるのを感じる。
 けどこれは危険な兆候だ。C-2100UZをたまたま買って以来、突如それまでまったく興味のなかった鳥撮り人間と化し、半年で機材一式を揃えるのに数十万も使ってしまった人を知ってるだけに、私自身嫌な予感がする。
 確かにそれまでまったく撮れないと思っていたものがちょっとでも撮れると分かると、もっともっとという気持ちになるのは自然の流れだ。私もそうならないとは限らない。デジスコープくらいいいだろう、などとうっかり買ってしまうと、あとは転落への道を一直線なんてことにもなりかねない。
 うーむ、危険すぎる。
 なるべく鳥を探すのはやめよう。金のかからない野良猫くらいにしておいた方が無難だ。

 また新しいデジが新しい被写体を運んできた。
 海鳥を撮りに名古屋港へ行かなくちゃ(やっぱり行ってしまうのか?)。

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