デジカメ日記/KODACK DC4800にて撮影

 2004年 10月28日(水)

 こんなに夕焼け空が晴れていたのに、明日は本当に雨なんだろうか?
 天気予想ではそう言い張ってたけど。
 でも、飛行機雲だって長くのびてないってことは、上空に雨雲はないってことなんじゃないのか? 次の日に降りてくる高度に雨雲が。
 夜だって月がこうこうと光ってたぞ?

 と思ったら、天気予報士のやつめ、ちゃっかり明日は晴れのち曇りにすり替えてるじゃないか!
 降水確率も70パーセントから一気に10パーセントにぃ!?
 ものすごい値引率の商品みたいだ。
 明日は晴れのつもりで立てていた予定を雨ということで全面的に変更したのに、また再変更しなくてはいけなくなったではないか。でも手遅れだ。
 私自身、天気予想の予想を読み間違えた。当てにしてないつもりが、ついつい判断を誤った。
 別に私の場合は天気予想が外れたくらいで大きな損失はないけど、天気が生活に大きな影響を与える人は大勢いるのだ。外すことに対してどの程度責任を感じてるんだろう?
 みんながみんな、良純みたいではないと信じたい。

 DC4800で露出アンダーにならずに空の色を残す設定をまだ見出せないでいる。
 絞りが3段階しかなくて2.8の次が5.6では絞りでは調整できないし、シャッタースピードも自分で決められない以上、露出ダイヤルしかない。
 これでは難しいというか、シーンによっては無理なんじゃないのか?
 晴れた日の順光だけは露出を変えなくてもいけるんだけど。
 ただ、おかげで露出に対して考えるいいきっかけにはなった。今までカメラ任せでだいたい上手くやってくれてたからそれほど気にしてなかった。それぞれのカメラの性格によって、アンダーならアンダーで固定しておけばたいてい良かったし。
 そして分かったのは、露出というのは絞りとシャッタースピードの組み合わせの結果であって、露出自体に実体があるものではないということだ。
 カメラのものすごく基本的なことにようやく気づいた。いやはや。
 だから混乱してたのだ。シャッタースピードと絞りと露出と3つあると思って、その三角関係を掴みきれないでいたから。登場人物は3人ではなく2人だったという驚きの事実。露出は人の名前ではなく、二人の関係性だった! みたいな。
 カメラには絞りとシャッタースピードの2つしかなくて、カメラが決めた組み合わせを人が微妙にずらすことが露出を変えるってことだったんだ。で、それもカメラが絞りとシャッタースピードを微調整してるってことなんだ。
 ようやく納得した。遅ればせながら。
 まあでも気づいてよかったということにしておこう。

 それにしても、DC4800に限らず、デジカメの許容範囲って狭いよなぁとつくづく思う。あちらを立てればこちらが立たずだ。
 白と黒の間でおろおろする私。互いに自分の方へ引っ張ろうとするのを、まあまあとなだめようとしてどっちつかずになってしまう。
 人間の目並みとはいかなくても、普通のカメラ並みにならないもんだろうか。
 画素競争よりCCDの大型化競争へ向かうことは将来的にもないのかな?

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