デジカメ日記/TOSHIBA Allegretto M70にて撮影

 2004年 10月8日(金)

 夜明け空がきれいな藍色をしていた。
 そこに輝いていたのは金星だろう。
 でも手持ちの撮影なので手ぶれ気味。

 明けの明星といい、宵の明星ともいう。
 私はずっと金星というのは一番星だと思い込んでいた。夕方専属のものだろうと。
 そしたら、明けの明星という言葉あって、それも金星だというではないか。
 最初にそれを知ったとき、なんだそれ、と思った記憶がある。
 一人二役、掛け持ちなんてずるい、と。
 そして、つい最近知ったのが、一番星がいつも金星だとは限らないということだ。
 なんですと? そうなの? 常識?
 一番星は季節や時期によって木星だったり、火星だったり、それ以外の星だったりもするのだという。
 知らなかった……。
 じゃあ、星一徹が指差していた巨人の星は何星なんだ?
 一番星の金星とか北極星とかと単純に思ってたけど、実際のところはまったく知らない。

 まあそれはともかくとして、金星が永遠の一番星じゃなかったというのは軽いショックだった。
 夕暮れの空を見上げて一番光ってる星があったら、あっ、金星だ、という私の思い込みは間違っていたことになる。
 ちょっと間抜けだ。
 ひょっとして私が撮ったこの写真の星も金星じゃないとか?
 あり得るな……。
 けど、藍色の空がきれいだったことは間違いなくて、とてもいい色だったからそれでよしとしよう。

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