デジカメ日記/TOSHIBA M70/OLYMPUS C-2020ZOOMにて撮影

2004年　10月2日（土）

100円ショップでこんなものを見つけた。 　ミニ庭園セット。 　といっても、木の受け板と砂だけで、苔や盆栽や石まではセットになってない。 　そこまでセットになっていて100円ということはないだろう。 　あと、砂に模様を描く木のあれはなんて名前だったか？　グランドをならすトンボみたいなやつ。それもセットになっている。 　それにしても見本の絵のように全部揃えようと思ったら500円くらいになってしまうではないか。それは高すぎないか、100円ショップ？ 　もっと本格的なやつがプラモデルで売ってそうだし。 　というわけで、苔や石は自分で用意することにした。 　というか、そのへんで拾うことにした。 　で、早速苔を拾ってきた。 　ちょうど借りている駐車場の日陰になってる部分に生えてたので引きはがしてきた。 　私が借りてるスペースに生えてるものは私のものだろうということで。 　けど、暗がりの中、盗むようにあわてて引きはがしてきたので、サイズも形も不格好で中途半端なものになってしまった。 　あああ。 　左下の一角あたりはけっこういい感じなんだけど。 　この部分は私が好きな苔のイメージにぴったりだ。 　またいいやつをはがして持ってこよう。今度は落ち着いて。別にやましいことをしてるわけじゃないんだから。 　とはいえ、駐車場の片隅で苔をはがして持ち帰る男って、目撃したらちょっと怪しいかもしれない。 　それとも、ああ、盆栽野郎なんだな、と温かい目で見てくれるだろうか？ （たぶん、それはない） 　苔は少し離れて見ると一枚のもののように見えるけど、こうして近づいて見てみると、ちゃんと一枚いちまいというのか、独立した小さな葉のようなものが集まっていることに気づく。 　もしかしたら人間が思ってるよりも競争が熾烈で、隣のやつに負けまいとぐいぐい押しのけて伸びていったりしてるのかもしれない。 　それとも、みんな同じ仲間として仲良く生えそろってるんだろうか？ 　そういえば苔の原理というか各部分の名前や役割などを全然知らない。 　苔の根とか茎とかってあるのかな？ 　苔好き人間としてはそれくらいの最低限の知識は必要なんじゃないか。 　苔といっても種類はたくさんあるみたいだし。 　花の本に続いて苔の本も買わねばなるまい。 　それと、近いうちにまた、いい苔をはがしてこなければ。