家の中には無数のものが溢れているくせに、いざ写真を撮ろうとすると被写体となるものがあまりにも少なくてびっくりする。
撮るべきものが全然ない。
絵になるものも、ドラマチックなものも、小洒落たものも、ほとんどないことに気づく。
撮る対象はたくさんあるけど、写真に撮るまでもないものがほとんどだ。
部屋の中もさんざん試し撮りして、いいかげん飽きた。
でも何か撮りたい、と思って目に付いたのがこれ。
ペプシか何かのオマケのロビンくんミニ・フィギュア(アメリカのコミック「バットマン」の中の登場人物)。
せっかくだから手持ちのデジで接写対決をしてみた。
接写ということで、やる前からCOOLPIX950が勝つことは分かっていたのだけど、思った以上に写真としての出来の差が出た。
一番上がCOOLPIX950で、二番目がCASIOのQV-3000EX、三番目がOLYMPUSのC-2020ZOOM。
C-2020ZOOMはロビンくんが小さいけど、ここまでしか寄れない。
逆にCOOLPIX950はもっと寄れる。顔のアップくらいまでは。
QV-3000EXはその中間くらい。
すべてレタッチソフトで修正してるから厳密にはちゃんとした対決にはなってないのだけど、それぞれ自分の好みに仕上げて結果的にこうなるから、個人的にはこの差が最終結果となる。
人によって好みの違いもあるだけろうけど、やっぱり私は一番上のCOOLPIX950が一番好きだ。
何より伝える質感が違う。色合い以前に。
色は寒いと言えば寒いのだけど、個人的にはこういうすっきり系の方が好きだ(FUJIのこってり味はちょっと苦手)。
真ん中のQV-3000EXだけ300万画素なのだけど、ここまで縮小してしまうとメリットはほとんど感じない。
むしろ全体的にくすんだ感じになってしまってる。この中では一台だけ原色系フィルターなのに、ちょっと意外な感じだ。
C-2020ZOOMも悪くないのだけど、やっぱりここまでしか寄れないのは大きなマイナス・ポイントだろう(OLYMPUSなら2センチまで寄れるC-4100ZOOMが欲しい)。
というわけで、ちょっとした接写対決でした。
次は外の太陽光での対決を試みよう。
よい子のみんなは、そんなに変わらねぇじゃねぇか、などというツッコミはやめようネ!
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