アイが持ち帰ってきたバッタ。
何バッタだろうとネットで調べたところ、たぶんショウリョウバッタのメスなんじゃないだろうか(何故メスかというと、オスはもっと小さいらしい)。
アイがくわえてくるのはいつもコレばっかりだ。
もしかしてキミ、同一バッタ!?
いちいち7階から下まで逃がしに行くのは面倒なんだけど、いつも同じ草むらに逃がしているから、もしかしたら何度もアイに捕まってる可能性もなくはない。
だとしたら気の毒すぎる。
次からは別のところに逃がしてやろう。
大人になると昆虫とは縁が遠くなるのだけど、アイのおかげで去年からやけに昆虫と触れあう機会が増えた。
セミ、カナブン、バッタ、蛾、それにトカゲも。
でもそれは喜ばしいことかもしれない。
この夏は、一度も自分では捕まえたことがなかったクマゼミも触らせてもらえたし。
ふと考えるのは、アイを田舎に連れて行ったらどうなるだろう、ということだ。
生き物の宝庫で目の色変えて喜ぶのか、それとも純野生には馴染めないだろうか。
犬なら連れて行ってもいいけど、猫はいなくなってしまったらそのまま帰ってこられないだろうから、やっぱりやめておいた方が無難だろう。
ヒモでくくっておくわけにもいかないし。
去年は秋の虫はまったく捕まえてこなかったけど、今年はどうだろう。
コオロギあたりは小さすぎてくわえて持ち帰れないか。
この夏はあと何を持ち帰ってくるだろう。
もしかしたら、このバッタが最後になるかもしれないな。
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