デジカメ日記/Nikon COOLPIX950にて撮影

 2004年 7月23日(金)


 西の空に沈みゆく真っ赤な太陽を写した……つもりが、写真の太陽はまったく赤くないっ!?
 赤というより白い?
 太陽ではなく月みたい。
 うーむ、実物は曇り空特有の赤い色の夕陽だったのに。
 それを写し取ったつもりが、全然写ってなかった。残念だ。

 これは一応ホワイトバランスを「曇り」にして撮ったのだけど、「オート」ではもっと駄目で、黄色っぽかった。
 赤い太陽を赤く写すには何をどうしたらいいんだろう?
 ホワイトバランスをもっと変えるべきだったのか? たとえば「太陽光」とかに。
 それとも、白く飛んでしまってるということで露出をマイナス補正にした方がよかったのか?
 レタッチソフトであれこれいじってみたけど、太陽だけを赤くすることはできなかった。
 赤みを加えることはできても、それでは全体が赤くなってしまっておかしくなる。
 やっぱりレタッチに頼らず、ある程度は撮影の段階でイメージした写真を撮らないと駄目だということだ。

 まだ全然狙った通りの写真が撮れないから、その場でいろいろ設定を変えて何枚か撮るしかないようだ。
 COOLPIX950は液晶画面の品質があまり高くないので、再生しても出来上がりの状態がよく分からない。
 液晶の品質というのもけっこう大事なんだということが分かった。
 しかし、950というデジカメはいい意味であんまり賢くない。
 ホワイトバランスもけっこう狂いがちだし、オートフォーカスの精度もあまり高くない(確認しづらい液晶ということも手伝って)。
 オートでもそれなりの写真にはなるけど、それ以上に狙った写真を撮ろうと思ったら、そのように人間が設定してやらないといけない。
 ただ、逆に言うと、カメラが勝手に判断してきれいな写真を撮ってくれないことで、写真の基礎を勉強するにはとてもいいデジカメかもしれない。
 たくさんのシーンモードを用意してあって、その設定にしたら誰でも簡単にきれいな写真が撮れてしまうデジでは勉強にならない。
 これをきちんと使いこなせるようになる頃には、私も初心者を脱しているだろうか。
 まだまだ遠いな。

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