デジカメ日記/Nikon COOLPIX950にて撮影

 2004年 7月14日(水)

 現在、写真の勉強中。
 写真って難しいなぁという思いを日々強くしている。
 花のマクロ写真でも撮って練習しようと思ったのだけど、そんな気の利いた花などありはしない。
 花屋の店先で盗み撮りするわけにもいかず、仕方ないので枯れて放り出してあった植木(正体不明)で我慢することにした。

 とりあえず背景ぼけの仕組みはなんとなく分かった。
 光学ズームを望遠にして(デジタルズームはダメ)、マクロにして、F値を一番小さくすればいいようだ。
 といっても、絞り優先モードにしてもF値は大きい方にしか変えられないので、COOLPIX950の場合、最大望遠にしたときのF値は4.0にしかならない。
 だから背景ぼけはこれくらいが目一杯なのかもしれない。もう少し背景との距離があればもっとぼけるはずだけど。

 難しいのは意外とピントだったりするのもだんだん思い知ってきた。
 オートフォーカスだからピントなんて自動で合うものだと思ってたけど、望遠マクロにするとピントの合う範囲がかなり狭くなるので、思ったように合ってくれない。
 この写真は全体的にピントが甘くなりつつ、その中でも一応茎のあたりに合ってると思うのだけど、そうすると手前の葉っぱはピントが合わない。数センチの距離なのに。
 葉っぱに合わせると今度は茎に合わなくなる。
 うーん、ピント、侮りがたし。

 少し分かってくると、他にもホワイトバランスとか露出補正なども気になってくる。
 この写真を撮ったときは夕方だったのだけど、オートでは妙に白っぽい感じになってしまったので、太陽光にしたみた。
 ちょっと暖かすぎる感じだ。
 あと、露出補正もマイナス補正した方がいい場合が多いとかどこかで読んだけど(もちろん時と場合と被写体にもよる)、カメラで露出補正するのと、レタッチソフトでいじるのとでは明らかに違いがあるのだろうか?
 うーむ、気になりだしたら止まらない。
 このへんは経験的に掴んでいくしかないのか。

 こんな感じで、今は写真を撮るのが楽しいというよりも首をひねって悩んでいるような状態だ。
 カメラを持った私は、とぼけた犬が首をかしげてるみたいに間抜けな顔をしているに違いない。
 ゴルフを始めたばっかりで全然真っ直ぐ前に飛ばないなぁと打ちっ放しで悩んでる若奥さん状態か!?
 もっと分かるようになってくればもっと楽しくなるんだろうか?
 今ひとつ確信が持てない私であった。

 何はともあれ、もっとたくさん撮っていかないと。
 そもそも撮るべき被写体が見つからないことが致命的な私なのかもしれないし。
 なんてこった。

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