SANYO DSC-SX150にて撮影

2004年 2月15日(日)



 土鍋で簡単に美味しいご飯が炊けることを知っているだろうか。
 炊飯器の半分の時間と半分の光熱費で作れて、美味しさは1.5倍、少し手間がかかるけど、一度これで作るともう炊飯器には戻れない。
 美味しい米が食べたければ明日から土鍋でご飯を炊くことをオススメする。

 作り方は簡単。時間と火加減さえ大きく間違わなければ誰でも最初から失敗しないだろう。
 まず普通に米をといで、それをきれいな水に浸しておく。冬場なら1時間くらい、夏なら30分くらい。
 その後水を切って米を土鍋に移し、水の量は米と同じにする。
 2合なら計量カップ2杯、3合なら3杯というように。
 まあこのへんは好みで多めにしたり少なめにすれば、それぞれ柔らかめ、固めにすることもできる。
 火加減は米の量とコンロによっても少し違ってくるのだけど、まず最初に中火で10分、その後弱火にして10分、というのが基本になる。
 逆算すると、沸騰するまで10分くらいかかる火加減にするのがポイントだ。
 沸騰して1、2分したら火をぐっと弱める。弱火ととろ火の中間くらいに。
 そして10分たったら火を止めて、更に10分前後そのまま置いて蒸す。まだふたを開けては行けない。
 蒸し終わったらふたを開けて蒸気を逃がして、しゃもじでかき混ぜて完成だ。
 美味しいご飯のできあがり。

 味がどう違うかを言葉で説明するのは難しいのだけど、たぶん相当米の味に無頓着な人でも最初に土鍋で炊いた米を食べたときはその味の違いに気づくだろうと思う。
 米の味がしっかり出ているというか、やや香ばしい感じとでも言おうか。
 おかずなしにご飯だけでも食べられるし、冷めても美味しいので弁当やおにぎりにもいい。
 火加減を少し強めにしたり、時間を少し長くしたりすることでお焦げもできる。

 最近はご飯炊き専用の土鍋も売ってるけど、ごく普通の土鍋で充分。
 あまり大きいものだと火の通りが遅くなったりするかもしれないので、やや小さめのものの方がいいかもしれない。
 2合から3合なら6〜8号くらいの土鍋でいいだろう(鍋の直径が20センチ前後のもの)。
 持ってなければホームセンターでも安いものなら700円〜800円くらいで売っている。
 もう高い炊飯器なんて買ってる場合じゃない。
 とってもオススメなので、一度試してみてください。


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