SANYO DSC-SX150にて撮影

2004年 1月12日(月)



 珍しく電気ストーブの前で伸びるアイ。
 こんなことはめったにない。私が目撃したのはこれで3回目くらいだろう。
 アイはどこか猫らしくないところがあって、その中でも睡眠時間の短さと寒さに対する強さが際立っている。
 ストーブの前でうとうとするなんてこともほとんどないし、コタツなど入ったためしがない。電気マットの上にも近寄ろうとしない。
 暖かいところが嫌いというわけではないのだろうけど、どうも最初からあまり興味がないように見える。
 そしてこの寒空の中、夜ごとどこかへといそいそと出かけていくのだ。
 更に極めつけは、この前雪が積もったときは嬉しそうに公園を走り回っていた(足跡がてんてんとついていた)。
 犬並みの寒さに対する耐性があるらしい。
 私も人間の中では相当寒さに強い方だと思っているけど、私など遠く及ばない。
 いろんな猫を見たけど、あんなにも暖かいものや場所を好まない猫は初めてだ。
 野良ならともかく、まがりなりにも家猫のくせに。
 今日もまた、朝になったら冷たい耳をして帰ってくることだろう。
 そしてストーブなど見向きもせず、自分の寝床のタンスの中に入って短い睡眠をとるのだろう。

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