SANYO DSC-SX150にて撮影

2004年　1月7日（水）

正月田舎にいた野良。 　野良生活だからそんなにいいものを食べてるわけはないだろうに、その割にはふくふくの体つきをしていた。 　外は寒いから脂肪をつけて防寒対策をしていたのかもしれない。 　それともネズミでもとりまくっているのだろうか。 　こいつは妙に人なつっこくて、呼びもしないのに自分から初対面の私にすりすりしてくるようなやつだった。 　猫もいろんな性格のやつがいるけど、野良の中にもたまに人間好きのやつがいる。 　性格の違いって面白い。 　他にも3匹ほど野良はいたのだけど、そいつらは野良らしく人が近づくと大あわてで逃げていった。 　いや、だからこそこいつはいろんな人にメシをもらえてあんなに肉付きのいい体に仕上がったのかもしれない。 　得な性格というやつか。 　アイは今日も元気に外に出かけていった。 　見事なまでの皆勤賞。 　外に出るようになって半年以上が経つが、これまで一日も外出を休んだことがない。 　そして一日も帰ってこなかったことがないというのもすごいかもしれない。 　律儀な性格というか、私には決してマネのできない芸当だ。 　猫は飼い主に似ないということか。 　そういえばアイがうちに来てそろそろ一年だ。 　そのことだけを考えると一年って案外長いなと思う。 　田舎の野良たちも無事この冬を越えることができるだろうか。