SANYO DSC-SX150にて撮影

2003年 12月19日(金)



 今年の冬は暖かいと思ってたらいつの間にか普通に寒くなり、そして昨夜とうとう雪が降って積もった。
 深夜の闇の中、音もなく雪は舞い降り続け、町を白く変えた。
 アイはその様子をしばらくもの珍しそうに眺めた後、何を思ったのか突然駆け出して出かけていった。
 雪を見たことがあるのか、それとも初めてだったのか。
 こんなに雪が積もっていても平気なもんなんだろうか。
 裸足のくせに。

 初雪も降り、クリスマスも近づき、だんだん年が暮れていくのを実感せざるを得ないようになった。
 まだしばらく2003年を続けていたいけど、時は決して待ってはくれない。
 けど今年を振り返るのは早い。あと10日以上もある。
 年賀状も書かなくてはいけないし、クリスマスは家でおとなしく過ごさないといけないし、部屋の大掃除もできればした方がいい。
 むしろここから本格的に慌ただしくなっていくのだから、のんびり振り返ってる場合じゃない。
 今年中にできるだけのことはしておかなくては。

 年に数度見る雪景色はいつ見てもきれいで少し嬉しくなる。
 そんな気持ちになれる土地に生まれ育って運がよかった。
 冬中雪なんてたまったもんじゃないから。
 雪かきも嫌すぎる。
 雪は年に2、3回見るくらいでちょうどいい。

 それにしても雪を発明した天の関係者はちょっとした天才だなと思う。


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