SANYO DSC-SX150にて撮影

2003年 10月15日(水)



 この前買ったミニキーボードに飽きたらず、やっぱり買ってしまったワイヤレス・ミニキーボード。
 今回買ったのは、SMKという聞き慣れないメーカーの「WK105FPU」というキーボードで、オークションで新品1,500円。
 まあまあ安い。

 使い心地はいうと、まあ結論から言ってしまえばサブPCなど、用途を限れば便利に使えるものの、メインPCにバリバリ使うにはやや無理があるといったところか。
 赤外線のワイヤレスということで感度が少し心配だったのだが、この点はほとんど問題はなかった。
 テレビやビデオのリモコンと同じように、ある程度受信センサーの方に向けて操作すればキーボードはもちろんマウス部分に関してもきちんと反応する。
 そうそう、このキーボードの一番の特徴はマウス機能も備えているということだ。
 右上に丸いコントローラーがあってこれを親指で操作して、クリックするボタンは上の部分に2つ並んでいてこれを人差し指で押すスタイルになっている。
 ただこいつが問題で、慣れれば一応は使えるが、操作性はかなり悪い。
 IBMノートPC、ThinkPadなどのポインタデバイスに発想は似てるけど操作感は昔のゲーム機SEGAマーク3のコントローラーの苦い記憶を呼び起こすようなシロモノなのだ(SEGAマーク3のコントローラーと言ってそれを分かってくれる人がどれくらいいるかは大いなる疑問だが)。
 ポインタのデバイスの動きが遅くて鈍い。トロ〜っとしてる。菊池桃子のしゃべりのように(このたとえは我ながらかなり的確だ)。
 あんまり遅いからWindowsでポインタの動きを速くしたら、今度はポインタを思い通りの場所に持って行くのが標準の3倍くらい難しくなってしまったではないか。うわぁぁ。
 使いづれぇっ!
 普通にリンクなどをクリックするだけでほとんどゲーム感覚に近いモノがある。最初はちょっと楽しいのだけどそのうちイヤになる。
 仕方がないので標準に戻すと、またSEGAマーク3のコントローラーで菊池桃子的な動きを強いられるポインタ操作へと逆戻り。
 いやはや、これに慣れるにはまだしばらく修行が必要だ。

 デザインと大きさに関してはそれほど不満はない。もう少し小さい方が嬉しいけど、この大きさを保つことで変なキー配列にならずに済んでいることを思うとこれでいいのかもしれない。
 重さはワイヤレスで単4電池4本を本体に内蔵しないといけないのでその分やや重いか。
 キータッチはかなりいい。うん、これは悪くない。
 ストロークは浅いものの安物のノートPCキーボードなんかよりずっと打ちやすくて好感が持てる。
 ノートPCとデスクトップのキーボードの中間のような感じだ。
 これなら割と長めのメールを打つにも支障はないだろう。

 というわけで、このワイヤレス・ミニキーボードはサブPC用として採用になった。
 ポインタ操作以外は大きな不満がないとなるとやはりワイヤレスの便利さは捨てがたい。もうコード付きのものには戻りたくない。
 机の上が狭くてキーボードを2台置けない人はこのタイプがおすすめだ。サブPCの出番も多くなるだろう。

 メインの方はELECOMの「TK-P2109JPWB」がすごく気に入ってるのでこれは当分買い換えるつもりはない。
 ということで、私のキーボード探しの旅はここで終了になりそうだ。またいつか再開することもあるかもしれないけど、しばらく休みになる。
 次はマウスをもう一度トラックボールに変えたい。
 Microsoftのインテリマウス・オプティカル5ボタンで一応満足はしてるけど、やっぱり私はトラックボールの方が好きだ。
 早めに買ってしまおう。そうしよう。


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