SANYO DSC-SX150にて撮影

2003年 8月24日(日)

つい最近、mp3に目覚めた。
それまでmp3って何? 私には関係ないもんね、と思っていたのに。
けど、mp3はやや危ういイメージがつきまとう。
黒とは言い切れないものの白とも言えない感じが。
でもまあいいや(そのへんはけっこういい加減な私であった)。

PCのmp3プレーヤーだけでは満足できず、持ち歩いて聴けるプレイヤーも欲しくなった。
(私の場合、車でしか聴かないのだけど)
世にmp3プレーヤーは数あれど、私の選ぶ基準はただ一点。
オークションで安いこと。
それだけだった。
で、割とあっさり買えたのがこれ。
DIAMOND社(今はもうない)の「Rio PMP300」。
買値は1,600円。
まず最初は安いのに限る。
どうせすぐに不満が出てきて次にもっといいのが欲しくなるのだから。
その点オークションというのはホントに便利だ。
安く買えるだけではなく、不要になったら買値に近い値段で売れるのだから。

さて、このRioPMP300だが、結論から言うとなかなか使える。
mp3プレーヤーとしては初期のものだけど、当時けっこう話題になって売れたものということもあり、
トータルの出来は悪くないんじゃないかと思う。
もちろん、欠点色々あるけれど。
まず、音質は想像してたより良かった。
力強さには欠けるけどクリアさはいい感じ。
CDには当然勝てないものの、MDといい勝負だ。
いや、標準とされる128kbpsだと少し負けるか。
でも、ビットレートを上げればMDを超える。
かなり乱暴に扱ってももちろん音飛びはしないし、操作も簡単だ。
ただ、一番の問題はmp3プレーヤー全体に言えることなんだけど、録音できる時間が短すぎることだ。
これは内蔵メモリが32MBしかなく、普通の音質だと6、7曲しか入らない。
増設メモリはデジカメでも使われてるスマートメディアが使えるのだけど、
それも最大32MBが限界で合計でも64MBだ。
これならアルバム1枚は入るけど、逆に言えばアルバム1枚しか録音できない。
MDやCDのように保存しておくことができないというのはつらいものがある。
スマートメディアをアルバム1枚分ごとに1枚買うなんて不経済すぎて現実的ではない。

となるとおのずとmp3プレーヤーの使い道は限られてくる。
つまり、アルバム単位ではなく、その時聴きたい曲をオムニバス形式で録音して、
そのつど入れ替えていく、というやり方だ。
って、それじゃあ昔デートの時に聴くカセットテープを作った作業と一緒やないけ!
いやいや、そんなほろ苦い思い出はこの際置いておくとして、
mp3プレーヤーというのはそうやって使うものなのだろう。
そうなるとそれはそれで使い道はある。
曲のダウンロードや削除はPC上で簡単にできるから、
あとは聴きたい曲を準備するだけだ。
手持ちのCDからmp3形式にするとか、ネットで拾って……ゴニョゴニョゴニョ……(口ごもる)。
HDD容量の余裕があればHDDの中に格納しておくのもいい。

そんなわけで、このmp3プレーヤー、しばらく車の中で使ってみることにしよう。
あ、そうそう、車で聴くためにはカセットテープ型のアダプタが必要になる。
そんなもん今の時代にあるかい! と思うかもしれないけど、あるところにはあるのだ。
そう、私の車の中のように。
ない人は車の中でイヤホンかヘッドホンで聴くしかない。
人に見られたら笑われそうだけど。
うわわ。想像したら笑えた。車の中でイヤホンで何かを聴いてる人。
いや、盗聴マニアとか思われてしまうか。
どっちにしてもイヤだぁー。
あーあ、よかった、カセットテープデッキが付いてて。

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