SANYO DSC-SX150にて撮影
2003年 8月22日(金)
なんだこりゃ? 写真を載せ間違えたか?
と思ったかもしれないけど、そうではない。
これは今とても流行っているものの写真である。
さて、なんでしょう?
そう、火星ですがな。
……。
うっ、ちっちゃ。
肉眼で見たときはもっと大きくて明るいオレンジ色に見えたのに、
デジカメだとこの程度になってしまうんだ。
まあ元々デジカメは暗いところに弱いってことがあるし、
被写体が遠すぎるってのもあるんだけど。
逆に言えば人間の目というものは案外高性能だ。
あれほど遠くの弱い光を集めてしっかり認識することができるのだから。
火星なんていつでも同じようなところにあるものだからそんなにありがくもない。
と思いつつ、これだけ接近するのは6万年ぶりと聞くと、なんとなくありがたく思える。
人なんてそんなものだ。
次は200年以上先らしいし。
火星には何があるんだろう?
まさか火星人がいるとも思えないけど、何かはあるんじゃないか。
まったく無駄な星など一つもないはずだ。
火星はともかく、この太陽系の住民が地球人だけではあまりに寂しい。
高層マンションに一軒しか住人がいないのと同じくらいもったいない。
誰でもいいから遊びに来て欲しい。
そしてノドをチョップで叩きながら声を震わせながら言って欲しい。
「ワレワレハ、カセイジンだ」と。
地球人が昔想像した火星人の着ぐるみを着て。
で、「なんてね」とか言いながらそれをおもむろに脱ぐのだ。
それくらい地球の笑いというものを下調べをしてから来るよーに。
と、とりあえず火星人に告いでおこう。