SANYO DSC-SX150にて撮影
2003年 7月30日(水)
ベランダの植木の影に何やら怪しい黒い固まりが……。
よく見てみると黄色い一つ目がこっちをにらんでいる。
何がどんな体勢で潜んでいるか分かっただろうか?
マウスポインタを写真の上に乗せてみれば分かる。
ってキミ、そんなとこで何してんねん。
しかも、鉢植えから鉢植えにまたがってすごく無理な体勢になってないか?
よほど土が恋しかったんだろうか。
けど考えてみたらアイも土に触れる機会はほとんどないのだ。
毎日外にふらふら出ていくとはいえ、せいぜい7階と6階の廊下だけで、
1階まで出張してたミーのように土の上を転がることもできない。
やはり猫の本能として土の感触というのは必要なのかもしれない。
最近のアイの収穫は日増しに増えていく。
毎日カナブンを4、5匹、セミを3、4匹は捕まえて持ち帰ってくる。
セミが特に好きらしく、一度くわえたらなかなか放そうとしない。
口の中でミンミン鳴いて羽をバタバタさせてるのに、嬉しそうにくわえてあちこち走り回ってる。
たまにニャ〜と変な声で鳴いたりしながら。
まあ殺してしまわないからいいようなものの、セミやカナブンにしてみたらとんでもない敵が現れたものだ。
セミは何日も生きられないのに、その短い一生の中でたとえ数分でも猫にくわえられてる場合じゃないだろうに。
それにしてもセミをくわえてるときのアイは嬉しそうだ。
セミを取り上げるのが気の毒に思えるほど。
今夜もどこかに狩りに出かけてなかなか帰ってこない。
そろそろ迎えにいくか。