SANYO DSC-SX150にて撮影
2003年 7月23日(水)
突然だけど本当に美味しい米というものを食べてみたくなった。
いや、突然ではないか。
テレビの「松本紳助」で本当に美味しい卵かけご飯うを食べてるのを見てそう思ったのだから。
早速オークションで探すといいのがあった。
お試し価格というので1kg600円(送料込み)というのが。
コシヒカリ100パーセントなんてものは農家か農家にコネがある人しか食べられないものだけど、
(店で売ってるコシヒカリやササニシキはほとんどがブレンド米らしい)
こんなところでもネットやオークションは思わぬ恩恵がある。
昨日届いたので今晩炊いて食べてみた。
……こいつはモノが違う。
美味しいといってもしょせん米だから特別美味しい味がするわけではない。
でも普段食べてる米とは明らかに違う、何もかもが。
一粒ひとつぶの立ち具合とか、適度なもっちり感とか、ほのかな甘みとか。
普段も美味しい米を食べてるつもりだけど、マガイモノと本物くらい違う。
やられたと思った。完敗だ。
米本来の味と姿形をしていると言えばいいのか。
かといって強く自己主張するわけではない。
あくまでもおかずの引き立て役として十二分に働く感じである。
礼儀正しいというか、由緒正しい風情という言い方もできる。
でも、こんな米に慣れてしまっては大変だ。
これを米の基準としてしまうと他のものは食べられなくなる。
だから、こういう本当に美味しい米というのは特別なものとしてたまに食べるくらいでちょうどいい。
普段はそこそこのものにしておいて。
けど、確かに本当に美味しい本物の米というものがあるんだということが今回よく分かった。
また機会があったら別の品種の100パーセントものを食べてみよう。