SANYO DSC-SX150にて撮影
2003年 7月12日(土)
私の中には北海道神話のようなものがあって、
(それは多分にドラマ「北の国から」が影響してるに違いないのだけど)、
北海道産の食べ物はもちろん、北海道産の素材を使って作られたというだけで
すべて美味しいに決まっていると思い込んでいるところがある。
なまらうまいべさ〜♪
そしてそういう食べ物に出会うとつい、
「北海道じゃよう」と田中邦衛のモノマネをする小堺一機のモノマネをせずにはいれない、
という特異体質の持ち主でもある。
「中ちゃん、オイラよお」
……。
しかし、実際のところ、北海道産のものは本当に
他のところで作られたものより美味しいのだろうか?
という素朴な疑問が浮かばないでもない。
もちろん、北海道で食べればたいていのものは内地のものより美味しいような気はする。
けど、この「北海道牛乳ボールドーナツ」のような北海道便乗モノまでも
ありがたがっている場合ではないかもしれないとは思う。
食べてみたらそんなに変わらなかったし。
とはいうものの、やっぱり私の中の北海道神話は依然崩れないわけで、
この先もきっと北海道と名の付くものをありがたがって食べる人生が一生続いてしまうのだろう。
倉本聡のせいで。
というか、私は一体いつになったら北海道へ行けるのだろう?
それが我ながら大いなる疑惑だったりする。
へたしたら一生北海道の地を踏むことなく終わって、
それでも北海道ファンであり続けるのかもしれない。
五稜郭にさえたどり着けずに。
あるいは憧れのまま終わる方が幸せだったりするんだろうか。
ああ、「白い恋人」が食べたい。