SANYO DSC-SX150にて撮影
2003年 7月8日(火)
三菱のビデオデッキ「HV-810MN」の調子が悪くなってきたので自己修理することにした。
普通に使える時は問題ないんだけど、
時々機嫌を損ねて勝手に休みを取ってしまう困ったやつなのだ。
再生の途中で止まってしまったり、テープを飲み込むのを頑なに拒否したり。
せっかくだから完全に整備してしまおうと、電気屋で「部品キット(タイプA)」を注文した。
(三菱や東芝は、壊れやすい部分をセットにして一般用に売ってくれるのだ)
2,500円だから、最初から壊れてないやつをオークションで買った方が早いだろうとも思ったけど、
まあ勉強も兼ねてということで。
しかし、これが裏目に出た。
メカ部分を取り出して、部品交換のためにあちこち分解してたら、
小さな故障だったものが致命的な故障状態へと成り下がってしまった。
ありゃりゃ?
ああでもないこうでもないと色々はめたり外したりしたんだけど、
とうとう直らなかった。
見た目はカンペキなんだけど。
再生はおろか、早送りも巻き戻しも、テープの取り出しも出来ないていたらく。
授業をさぼりがちだった生徒を厳しく指導したら登校拒否児になってしまった教師みたいだ。
ダメじゃん。
ギアのかみ合わせが狂ってしまったのか、どこか別のところが壊れてしまったのか。
うーん、楽勝だと思ったんだけどなぁ。
こんなはずでは。あああ。
三菱ビデオは初めてということもあって今ひとつ掴めなかった。
日立とSONYなら直せる自信がついたのだけど、まだまだ勉強不足だ。
ビデオデッキの根本的な構造がよく分かってない。
こうなったら同じ機種か近いものをもう一台手に入れるしかない。
それを見ながらもう一度メカを組み直しだ。
こういうのは気づいてしまえば簡単なことなんだけど、気づかないとなるとまったく気づけない。
まちがい探しゲームと同じように。
せっかく取り寄せて買った2,500円の部品代を無駄にしないためにも、
近いうちに再挑戦したい。