SANYO DSC-SX150にて撮影
2003年 6月16日(月)
ひと目でこれが何か分かったら相当なビデオ好きだろう。
いや、ビデオ修理好きと言うべきか。
正解は、SONYのビデオデッキ部品「左ローディングアーム駆動ギア」。
部品番号は「3-736-147-01」。
昔のSONYのビデオデッキは必ずといっていいほどこれが割れた。
R7やR5やRS7やその他この年代のSONYビデオで再生ができないのはだいたいここだ。
もう一箇所「ハーフローディングアーム」か。
強度に問題があったのだろう。
でも逆に言えば壊れる箇所がたいてい決まっているので直すのは割と簡単だ。
いいんだか悪いんだか。
(個人的には修理という点だけならパナソニックよりSONYの方がずっと好きだ)
いいんだか悪いんだかといえば、SONY製品は壊れやすいけど、
修理などのアフターサービスはかなりいいと思う。
壊れやすくて対応に慣れているからだろう、と思ったりもするけど、それだけはない。
修理システムがきちんと出来ていて対応も早い。
今回この部品を近所の店にメールで注文したのだけど、
すぐに返事が来て、3日ほどで部品センターから取り寄せてくれた。
たかが一つ300円の部品なのに。
だから私はSONYが嫌いじゃない。
単なる格好つけだけじゃないから。
もっといい加減なメーカーは多い。特にアフターサービスに関して。
何はともあれ部品も手に入ったし、近い内にビデオデッキ「SLV-RS7」を直さなくては。
全部バラさないといけないけど、交換作業そのものはそんなに難しくない。
分解した手順を忘れさえしなければ。
壊れたSONYビデオを持ってる人は(そんな人あまりいないと思うけど)、
一度挑戦してみることをオススメします。