SANYO DSC-SX150にて撮影
2003年 5月18日(日)
一時預かりの子猫の世話も今日までで終わり。
なんとか無事に世話をしきることができてほっとしている。
明日には帰っていく。
一匹はすでにもらい手も見つかった。
メスの三毛の方が。
一緒に過ごすのが4日ともなるとさすがに情が移るというか、名残惜しくなる。
ミルクをやったりトイレの世話をするのが生活の一部になりつつあったし。
けど、このまま飼うわけにもいかない以上、これ以上一緒にいるとかえってつらくなる。
これくらいが限度だろう。
アイもとうとう慣れなかった。
少し近づいてきて及び腰で威嚇して相手にされないと分かるとすごすご遠ざかっていく姿がちょっと寂しかった。
今回の一時預かりは私にいくつかのことをもたらせてくれた。
日常の変化が気分を上昇させてくれたし、
子猫はやっぱりかわいいと再認識させてくれた。
アイに対する執着心みたいなものを中和してくれたし、
自分のため以外に時間を使うことの心地よさを知ったことも大きい。
これはとても個人的な感覚なので上手く説明できないのだけど、
将来的に自分のため以外に生きられる可能性があることを自分の中に発見したことは、
大いなる収穫だった。
今までほとんどの時間を自分のために生きてきた私だから。
子猫に教えられることも多い。
いや、まだまだ学ぶべきことはたくさんあるといった方がいいか。
名もなき子猫たち、どうもありがとう。
明日でお別れで、この先たぶん一生会うこともないだろうけど、
どこででもいいから元気に長生きして欲しい。
これでまた、私の人生の中で忘れ得ぬ猫が2匹増えた。