SANYO DSC-SX150にて撮影
2003年 3月28日(金)
春を待つのは人か桜か。
あたたかい雨に打たれて桜も春が来たことを知ったことだろう。
若い桜は、さあいよいよ咲く時が来たと張り切り、
少し歳を取った桜は、しょうがない、今年も咲いてやるか、
などと思っているのかもしれない。
いずにしても春になれば桜は咲く。
一本残らず、決して忘れることなく。
見事なまでに。
たまには季節を大きく間違えたり、大遅刻をしたり、
うっかり寝過ごして咲くのを忘れてしまう木が一本くらいあってもいいと思うんだけど、
そんなことはない。
咲く季節を間違えない桜は偉い。
写真の尾張旭の桜はまだほとんど咲いてなかったけど、
近所の香流川や藤が丘の桜はかなり咲いてきた。
気の早いやつはもう5分咲きくらいになっている。
この週末は少し早いけど来週の週末までは持たないかもしれない。
見に行くとしたら来週中だろう。
今年も私は近場で終わらせてしまいそうだ。
全国の桜の名所を思い浮かべながら。
まだ見ぬ土地の桜を想いながら。