SANYO DSC-SX150にて撮影

2003年 3月18日(火)

水槽で泳ぎ回るアフリカンランプアイども。
え? すごいピンぼけじゃないかって?
いやいや、目の錯覚ですって。
……。
うーん、水槽で動き回る魚をデジカメで撮るのって難しい。
特に小さくで動きが早いやつ。
こらっ、そんな動くな、じっとしてろ、おいっ。
などを水槽の外からいくら叱ってみても言うこと聞きゃしない。
ここまで育てた恩に報いないやつらめ。
最近生まれたチビすけどももなかなかにすばしっこい。
で、何枚も撮ったのに結局ましだったのはこれだったというわけだ。
なんてこった。

それにしてもただ目が青く光っていてキレイだというだけの理由で、
アフリカの国(カメルーンあたり)から遙か遠い日本の水槽に連れてこられ、
ここで子孫を残すことになるとは最初にやって来たアフリカンランプアイも思ってもみなかっただろう。
目が青くなかったらタダのメダカだもの(光に当たらないと単なるメダカ)。
何が幸いして何が災いするか分かったもんじゃない。
アフリカンランプアイだってのんびりアフリカの湖で一生を過ごしたかっただろう。
けどまあ、うちにいるのは東南アジアあたりで人工繁殖させたやつだから
アフリカの水を知らないやつらだ。
今さらアフリカに帰れと言われてもオラたち自然の湖じゃ生きていけねえべ、ダンナ、
などと泣きつかれそうだ。
熱帯魚といえども何かの縁でうちにきたんだ。
最後までしっかり生きて欲しい。
狭いせまい自然の中で。

この前初めて卵を産んでそれが孵化した。
5匹くらい買ってきてそれがいつしか2匹になって、かれこれ2年くらいになるけど、
最近になって初産(?)ということでちょっと驚いた。
グッピーなんかの卵胎生(卵ではなくいきなり親と同じ姿で生まれてくるやつ)は、
放っておいても増えて困るくらいだけど卵から孵化したのは初めてだ。
アフリカンランプアイはまとめて産むんじゃなくて何日か置きに2個とか3個とか産む。
ニワトリみたいなやつだ。
ひと月くらい前に最初のやつが2、3匹産まれて今では大きさ違いのやつが20匹くらいになった。
しかもまだ卵が2、3個ある。
なかなか面白い習性だ。
買うと1匹200〜300円するから、5,000円くらいは稼いだことになる。
エライぞ、アフリカンランプアイ。
しかし、チビというのは動物でも人間でも可愛いものだ。
私だってチビの頃は可愛かった。
……。

それにしてももう少しちゃんと水槽の魚を撮れるようになりたい。
デジカメのシャッタースピードを変えればいいのかもしれない。
それともデジをそろそろ買い換えるべきか?(そっちへ行くか?)

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